鬼怒川温泉を走る、東武鉄道のSL大樹が2機での運行が始まり26日、出発式が行われました。

東武鉄道下今市駅の新しい機関庫に並ぶ2機のSL大樹。

新たに運行を始めた、C11形325号機は去年12月まで真岡鐵道を走っていた車両で、今年7月に東武鉄道が譲り受けました。

初代のSL大樹が点検に入る来年1月11日まで2機体制で運行します。

26日は、多くの鉄道ファンが見守る中、出発式が行われました。

来月11日までの期間のうちの8日間は、下今市と鬼怒川温泉の上下線の1日8本すべてをSL2機で運行し、大桑(おおくわ)駅では1日に一度、午後1時過ぎにSL大樹同士が並ぶ瞬間を見ることができるということです。

東武鉄道では、初代大樹の点検が終わる夏以降、SLを毎日運行させることを目指しています。