「とちぎ建築プロジェクト」開かれる リモートで地域活性化を提案
県建築士協会が主催する設計コンペティションの最終公開審査会が17日、県総合文化センターで開かれました。
これは建物に関する情報を一元管理する「BIM」『ビルディング・インフォメーション・モデリング』の普及などを目的に毎年開かれているものです。
今年は新型コロナウイルスの影響で、県内・県外からの応募者と会場をビデオ会議アプリを使って結び、プレゼンテーションが行われました。
今回のテーマは、宇都宮市大谷地区の採石跡「稲荷山」にふさわしい宿泊施設で、34組のエントリーの中から8組が最終審査に臨みました。
BIMを使うとコンピューター上で実際の建物の立体モデルを確認でき、まさにコロナ禍で打合せなどが難しい今こそぴったりの手法だといいます。
審査の結果、最優秀賞には熊本大学大学院修士2年の松尾 賢史さんの作品が選ばれました。