年末年始の特別警戒が11日から始まるのを前に事件や事故の防止を呼びかけるパトロールが10日、宇都宮市の繁華街で行われました。

パトロールの出発式では県警察本部の野井 祐一本部長が「県民の方々が平穏に年末年始を過ごせるように最大限の警察力を投入して対策を推進していく」とあいさつしました。

今年のパトロールは新型コロナウイルスの感染防止から例年より半分の50人と規模を縮小し、福田 富一知事をはじめ警察や防犯ボランティア団体などが参加しました。

一行は横断幕やプラカードを持ってオリオン通りを練り歩き、ボランティアは防犯啓発グッズを通行人に配って安全・安心な年末年始に向けて呼びかけました。

馬場通り交番では福田知事が警察官に対し「みなさんの姿、ひと声、さらに笛の音で県民は安心する。街頭活動を含めてお願いしたい」と激励しました。

年末年始の特別警戒は11日から来年1月3日まで続き、年末の交通安全県民総ぐるみ運動は今月31日まで続きます。