グループE突破候補のチェルシーとセビージャの激突は互いに譲らずドロー決着!《CL》

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チャンピオンズリーグ(CL)グループE第1節のチェルシーvsセビージャが20日に行われ、0-0の引き分けに終わった。

一昨季前のヨーロッパリーグ(EL)王者であるチェルシーが、昨季のEL王者であるセビージャを本拠地スタンフォード・ブリッジに迎えた一戦。

直近のサウサンプトン戦では2-0とリードしながら3-3の引き分けに持ち込まれたチェルシーは、その試合から先発を3人変更。GKケパやアスピリクエタ、 A・クリステンセンに代えて負傷明けのGKメンディやチアゴ・シウバ、R・ジェームズが先発に名を連ねた。

一方、直近のグラナダ戦(0-1で●)でラ・リーガ初黒星を喫したセビージャは、その試合から先発を4人変更。ムニルやカルロス・フェルナンデス、エスクデロらに代えてL・デ・ヨングやオカンポス、グデリらが先発で起用された。

グループE突破の本命同士の一戦は強豪対決らしく一進一退の攻防が続く。そんな中、セビージャがセットプレーから最初の決定機を迎える。19分、左サイドで獲得したFKからスソがクロスを供給すると、ファーサイドのグデリがヘディングシュート。これが相手DFに当たりコースが変わったが、好反応を見せたGKメンディが左手一本で弾き出した。

対するチェルシーは、セビージャの素早い攻守の切り替えに手を焼き、なかなか決定機まで持ち込むことができない。

良い流れを掴みかけていたセビージャだったが、33分にアクシデント。右モモ裏を痛めたセルジ・ゴメスがピッチに座り込み、そのままジョルダンとの交代を強いられた。

それでもセビージャは、前半終了間際の45分にスソ、46分にオカンポスと立て続けにチェルシーゴールに迫ったが、GKメンディの牙城は崩せず。前半はゴールレスで終了した。

迎えた後半、積極的な入りを見せたチェルシーは48分、チルウェルの左CKからズマがヘディングシュート。さらに56分には、ボックス左手前でパスを受けたヴェルナーがカットインからミドルシュートでゴールを狙ったが、共にシュートはGKブヌがキャッチした。

流れを変えたいセビージャは、58分にスソを下げてオリベル・トーレスを投入。対するチェルシーは、62分にマウントを下げてツィエク、65分にジョルジーニョを下げてコバチッチをピッチに送り出した。

この交代後、先にチャンスを迎えたのはセビージャ。67分、ラキティッチの左CKをファーサイドのジョルダンが右足ボレーで合わせたが、このシュートはわずかに枠の上に外れた。

膠着状態のまま終盤に差し掛かると、セビージャは80分にラキティッチとL・デ・ヨングを下げてフランコ・バスケスとエン=ネシリを投入。一方のチェルシーは、後半アディショナルタイムにヴェルナーとプリシッチを下げてエイブラハムとハドソン・オドイを送り出したが、互いに決定機を作り出せず。

試合はゴールレスドローでタイムアップ。グループ突破候補の対決は勝ち点1を分け合う結果となった。

また、もう一試合のレンヌvsFCクラスノダールは、1-1の引き分けに終わった。試合は後半立ち上がりの56分にレンヌがギラシーのPKで先制したが、FCクラスノダールは直後の59分にC・ラミレスのゴールで追いつく。結局、その後は得点が動かず、1-1で試合終了となった。

チェルシー 0-0 セビージャ

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