錦織圭「リズムをつかむにはもっと試合に出ないと」。次戦予定はハンブルク大会

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「ATP1000 ローマ」(イタリア・ローマ/9月14日〜9月21日/クレーコート)男子シングルス2回戦で敗れた、世界35位の錦織圭(日本/日清食品)。試合後に、相手の18歳ロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)を称賛した。

この試合、錦織は5本のブレークポイントを握るもいずれも活かすことができず。また第2セットでは、錦織のサービスゲーム中にいきなり会場が停電となり一時試合が中断するアクシデントも。プレー再開後にブレークを喫すると、勢いに乗る若手を止めることはできなかった。


大会公式サイトによると、錦織は「特にクレーでは、彼は良い選手だと思います」と話した。


「彼がハードコートでどのようにプレーをするかは分かりませんが、クレーコートで大きな力を発揮していることは間違いないと思います」


さらに「バックハンドも良いですし、サーブも良い」「彼はほとんど何でもできます。それは彼にとって大きな武器だと思います」とムゼッティを称賛。


一方で自身のプレーについては「まだまだです。リズムをつかむにはもっと試合に出る必要があります」と話した。


復帰2大会目となった今回。錦織は1回戦でツアー復帰後初勝利を挙げ、前週の「ATP250 キッツビューエル」と比べるとプレー内容は格段に良くなっている。そんな錦織の次戦は、現時点の予定では9月21日開幕の「ATP500 ハンブルク」。今後の錦織のプレーにも期待したい。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ATP1000 ローマ」での錦織圭
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)