「意識不明だった人に質問、時間の感覚はあった?」→ある男性のエピソードが反響を呼ぶ
昏睡状態や意識不明に陥った経験はあるでしょうか。
「昏睡状態になった経験者に質問、時間の感覚はありましたか?」
この質問に答えた男性のエピソードが、多くの人の心を揺さぶっていました。
Hearing the words from love
「手術のあと1週間ほど昏睡状態になった。自分にとって一瞬の出来事だった。
でも奇妙なことに、その間ずっと、母親が話しかけてきたことも覚えていた。僕を育てたこととか、僕のおかしな行動とかね。
声が聞こえるように願いながら、息を引き取るまで何時間も話し続けた。僕はいつだって良い息子ではなかったからね」
きっと聞こえたことでしょう、そう信じたいところです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●もちろん彼女に聞こえたよ。彼女は全部聞いたさ。
↑うん、暗い話をするわけではないが、亡くなるときに最後まで残るのは聴覚なんだ。
●美しい話だね。
私もおじいちゃんに言葉が聞こえるように願ったよ。亡くなる前の29日間、昏睡状態が続いた。
↑きっと聞こえたよ。
↑病院で働いている者だけど、彼は絶対に聞こえたよ。
●これは大の男を泣かせる話……。
僕は9歳のときに母親をガンで亡くしている。一緒に過ごした時間はあまり覚えていない。少なくとも最後に話をしたらよかったと思っている。母親が死んでしまうことがとても怖くて、僕が近づくと彼女は涙ぐんでいた。
だから、今でもさよならを伝えなかったことを後悔している。毎日さみしさを感じている。母さん、恋しいよ。
●泣かせやがって。
●昏睡状態の人が聞こえると確信している。うちの父親は姉たちが州外にいるときに意識不明になった。姉たちが急いで駆け付ける中、私は父親にがんばって、みんなが向かっているからと言い続けていた。私たちが全員そろうまでがんばり、到着してから1時間後に亡くなった。
●集中治療室のナースをしている。
ほとんどの患者は薬で昏睡状態にさせられるけど、全員に話しかけている。今日は何曜日とか、天気はどうとか、家族に話しかけたかどうか、医師がどんな話をしているか、これから何をするか(どんな薬を与えるか)など。
患者が安全な病院にいることを思い出してもらうために。集中治療室でせん妄状態はかなりリアルで、患者には怖いものだから。
●母親のそばに座って手を握っただけだったことを後悔している。伝えたのは「もう旅立っていいよ」だけ。もっといろいろ言えばよかった。
↑あなたは、すぐそばで彼女が聞きたいことを伝えてあげたと思う。完全に正しいことをしていたと思う。
●そうだよ、あなたはいつだって良い息子だったよ。
昏睡状態でも、聞こえてるケースは多いとのことです。