巨人岡本が4発11打点、阪神糸原&サンズが好調…セ週間ベストナインは?
巨人が6連勝、阪神が5勝1敗と好調だったセ・リーグ第5週
新型コロナウイルスの感染拡大により、3か月遅れで開幕を迎えたプロ野球。7月13日から7月20日までの第5週を終えて、開幕からちょうど1か月を経過。有観客試合が再開され、連日、熱戦が繰り広げられていた。
ここでは、この7月13日から7月20日までのプロ野球第5週の選手成績を検証し、Full-Count編集部独自に週間ベストナインを選出。こちらは順位が大きく変動したセ・リーグ編だ。
【セ・リーグ現在の順位表】
↑1 巨人 24試合16勝7敗1分
↓2 ヤクルト 25試合13勝10敗2分 3.0
↑3 阪神 24試合12勝12敗0分 1.5
↓4 DeNA 26試合12勝14敗0分 1.0
↓5 広島 24試合9勝13敗1分 1.0
↓6 中日 27試合10勝16敗1分 1.0
【第5週セ・リーグ】
1 巨人 6勝0敗0分
2 阪神 5勝1敗0分
3 ヤクルト 2勝3敗1分
4 中日 2勝4敗0分
5 広島 1勝4敗1分
6 DeNA 1勝5敗0分
第5週を終えたセ・リーグは、前週と比べて大きく順位が入れ替わる結果となった。第4週は1勝もできなかった巨人が6連勝とし、ヤクルトから首位を奪い返した。さらに阪神も5勝1敗と大きく勝ち越して最下位を脱出。勝率を5割に戻して3位まで順位を上げた。一方でDeNAと広島は1勝しかできずにそれぞれ4位、5位に順位を落とし、2勝4敗だった中日が単独最下位となった。
6連勝だった巨人からはサンチェス、大城、岡本、パーラが選出
【第5週セ週間ベストナイン】
先発 サンチェス(巨人)
救援 スアレス(阪神)
捕手 大城卓三(巨人)
一塁 村上宗隆(ヤクルト)
二塁 糸原健斗(阪神)
三塁 岡本和真(巨人)
遊撃 エスコバー(ヤクルト)
左翼 サンズ(阪神)
中堅 西川龍馬(広島)
右翼 パーラ(巨人)
週間6連勝と白星を積み重ねた巨人から3人を選んだ。捕手の大城は炭谷銀仁朗との併用で4試合の出場にとどまったものの、打率.375と活躍。捕手としてだけでなく、5番打者としてもチームに貢献した。パーラも大城同様に4試合の出場だったが、14打数7安打で打率5割だった。
三塁の岡本は打率こそ.208だったものの、リーグトップの4本塁打11打点をマーク。広島の堂林が打率.480だったが、6連勝の巨人、1勝4敗1分だった広島と、チーム成績の差もあり岡本を選んだ。
週間で5勝1敗と好成績だった阪神からは野手で糸原、サンズの2人を選出。糸原は二塁手として21打数10安打、打率.476と打ちまくった。サンズも打率4割と高いアベレージを残し、5打点をあげた。また阪神ではベテランの福留が6打数5安打、打率.833で8打点と驚異的な働きも見せていた。
ヤクルトは4番の村上が打率.455、8打点と打線の核として活躍。また、エスコバーはリーグトップ(18打席以上)の打率.591をマーク。5試合連続安打、4試合でマルチ安打、3試合で猛打賞と、その打棒が爆発した。広島では中堅の西川も打率.480と安打を量産した。
また投手では巨人のサンチェスと阪神のスアレスを選出。サンチェスは7月18日のDeNA戦で先発し、9回途中5安打1失点、9奪三振と好投した。阪神の新クローザーとなったスアレスは3試合に投げて無失点、3セーブをあげた。(Full-Count編集部)