梅沢富美男

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 6月25日の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で、19日にジャニーズ事務所とNEWS脱退を発表し、23日夜に記者会見を開いた手越祐也の話題となった。NEWSのリーダーを務めるレギュラーの小山慶一郎は「手越の報道は、ファンのみなさまに大変なご迷惑をおかけしたことを、本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した。

 これに対し、梅沢富美男は「いい言葉だな。小山くん」と絶賛するも、その後は「俺は個人事務所だし、制約がないからはっきりとした事が言えるけど……」と前置きし、本音を語り始めた。

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 梅沢は「自分がやったことだから、酒飲もうと女と一緒にいようと、どうのこうのという話はどうでもいい」と、ワイドショーがこぞって取り上げる手越の素行については不問の姿勢を示した。続けて、「ただ、事務所の話を引き出すというのは、俺は卑怯だと思う。この芸能界というのを知っていて言ったんだったら、とんでもねえガキだなと思うね」とバッサリと切り捨てた。

 梅沢は手越の会見を通して見たようで、自分のやりたいことができないから事務所から独立したといった話に納得が行っていないようだ。「やりたいことがどうしてできる? それができないのが世の中だろ」と訴えた。言わば、芸能界の先輩として手越に説教を向けた形だ。これには、ネット上で「梅沢、アツいな」「これはいい言葉だと思う」といった声が聞かれた。

 さらに、小山の謝罪に関しても、「謝る必要ねえじゃないか」とそもそも論を主張。梅沢は3月に鈴木杏樹が不倫報道を受け、ラジオ番組で公開謝罪を行ったことに、「一般の人に謝る必要はない」と持論を展開していた。「とりあえず謝罪」といった現在の社会の在り方については疑問を持っているようだった。

 手越を手放しで送り出すだけではなく、あえて「モノを言い」、社会の厳しさや理不尽さを伝えようとする意志が感じられる、深い「梅沢節」が聞ける放送となった。