「ヨーロッパ企画」新作映画ユニークな試み!劇場&オンラインで “じわじわ封切り”

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映画『ドロステのはてで僕ら』は公開を延期していましたが、2020年6月5日より“じわじわ封切り”が決定。

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試運転上映やオンライン上映会・オンライン舞台挨拶が開催されます。

クラウドファウンディング達成率617%の注目作

京都を拠点に活動を続け、毎年の本公演では1万5千人を動員する人気劇団ヨーロッパ企画が、劇団として初めて取り組むオリジナル長編映画『ドロステのはてで僕ら』。

彼らのホームである、京都・二条で撮影を敢行。

クラウドファンディングにて国内外の上映に向けた支援を募集したところ、目標達成率617%を記録するなど、劇団初の映画公開に期待が集まっています。

2020年4月25日より公開を予定していましたが、公開が延期に。

そして6月5日(金)より京都シネマから試運転上映をスタートすることが決定しました。

下北沢トリウッドでも、営業再開後すみやかに上映開始予定です。

同日5日、1日限りのオンライン上映会も開催!

また同日5日19:00〜、この映画を公開する全国の映画館への応援企画として、1日限りの「『ドロステのはてで僕ら』オンライン上映会 @PIA LIVE STREAM & uP!!!」を開催。

こちらは「チケットぴあ」が5月にスタートしたライブ動画配信サービス「PIA LIVE STREAM」と、KDDIとぴあが提供するエンタメサービス「uP!!!」を通じて配信します。

本編上映前には原案・脚本の上田誠、山口淳太監督、キャスト全員によるオンライン舞台挨拶を行います。

その後、状況の変化に合わせて映画館での舞台挨拶やトークイベント実施など、長期的な宣伝活動を段階的に広げてまいります。

上田誠 コメント

「じわじわ封切りキャンペーン」です。

ポップコーンをたとえばパーンと勢いよく開けて中身が飛び散るぐらいの勢いも楽しいですけど、じわじわ封切るのも芳香が徐々に漏れて素敵なものです。そうしたって今回の映画は風味が逃げないと思うし、じわじわ封切って、すこしずつ長く楽しんでいただけるような上映をしていこう、と決めました。

下北沢トリウッドと京都シネマの2館で、まずは試運転上映。そして「PIA LIVE STREAM」と「uP!!!」でもオンライン上映会をやります。

おうちで「ドロステ〜」をご覧になれ、それは映画館を応援する仕組みにもなってます。

まずはこれでじわっ、ぐらいです。ここからまだまだ各地や色んな方法で、じわじわじわじわやっていきます。

山口淳太 コメント

リモート会議を重ね、「じわじわ封切りキャンペーン」をやることになりました。

『ドロステのはてで僕ら』を、全国の皆さんに安心してご覧いただきたい。そのためには、できる限りゆーっくり長ーく上映するのが一番だと。

そこで!この「じわじわ」です。

まずは、製作・配給である下北沢トリウッドと、ヨーロッパ企画と数々のイベントを行ってきた京都シネマの2館で、試運転上映を行います。5.1chの没入感にご期待ください。

そして新たな試み、「PIA LIVE STREAM」と「uP!!!」で一日限定のオンライン上映会を行います。

お家で楽しんでいただくことができ、さらには映画館を応援できる仕組みとなっています。

まずはこのじわじわ封切りをお楽しみください。

そしてSNSなどで感想や思いを発信していただけると嬉しいです。ついに始まります!

必見!“じわじわ封切り”キャンペーン

映画館

6月5日(金)京都シネマにて試運転上映スタート

上映前にビデオメッセージあり。鑑賞者限定でメイキング映像が視聴できる特典あり。上映スケジュールは劇場HPをご確認ください。

下北沢トリウッドも営業再開後すみやかに上映開始予定(再開時期は劇場HPをご確認下さい)。

オンライン

6月5日(金)19:00〜「『ドロステのはてで僕ら』オンライン上映会 @PIA LIVE STREAM & uP!!!」

5月23日(土)AM10:00より、チケットぴあとuP!!!サイトにて視聴券販売開始〜6月3日(水)23:59販売終了(今回のオンライン上映会は、この映画を公開する映画館を支援する仕組みとなっております。

視聴券購入時、全国15館のうちから支援したい映画館をご選択いただきます。

本編上映前に原案・脚本:上田誠、監督:山口淳太、出演者全員によるオンライン舞台挨拶あり。

鑑賞者限定でメイキング映像が視聴できる特典あり。

アーカイブ配信期間(日時):オンライン上映イベント終了後〜2020年6月6日(土) 23:59
生配信の視聴を購入済の方はそのままアーカイブ配信をご覧いただけます。

また配信期間中、何度でもアーカイブ視聴可能です。

映画『ドロステのはてで僕ら』は“タイムテレビ”を巡る物語

雑居ビルのカフェを舞台に、2分先の未来が見える “タイムテレビ”を巡る騒動を描いた“エクストリーム時間SF”。

原案、脚本は、上田誠(『サマータイムマシン・ブルース』『夜は短し歩けよ乙女』『前田建設ファンタジー営業部』)。

監督は、ヨーロッパ企画の映像ディレクター、山口淳太(「警視庁捜査資料管理室」)。そして、出演は、ヨーロッパ企画メンバーと藤谷理子、そして『かぐや姫の物語』『四月の永い夢』などで知られる、若手実力派・朝倉あき。

とある雑居ビルの2階。カトウが部屋にいると、テレビの中から声がする。見ると、画面には自分の顔。しかもこちらに向かって話しかけている。

「オレは、未来のオレ。 2 分後のオレ」。どうやらカトウのいる2階の部屋と1階のカフェが、2分の時差で繋がっているらしい。

“タイムテレビ”の存在を知り、もっと先の未来を知ろうと躍起になるカフェの常連たち。さらに隣人の理髪師メグミや5階のヤミ金業者、謎の客も巻き込み、「時間的ハウリング」は加速度的に事態をややこしくしていく……。襲いかかる未来、抗えない整合性。

ドロステのはてで僕らは−−。