橋下徹氏

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 元大阪府知事の橋下徹氏が24日放送のフジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜・前7時半)に生出演した。

 橋下氏は、新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言中に東京高検の黒川弘務・検事長(63)が新聞記者との賭けマージャン問題で辞職したことにふれ「法務省の訓告処分ということには怒り心頭ですよ。これだけコロナの問題で政府は国民に自粛をお願いして、十分な補償もないままに国民がそれに従順に従って今、コロナが落ちついてきているわけです。ところが今回、法務省で黒川検事長、訓告処分でしょ。頭に来てね」と憤慨した。

 その上で黒川氏を「賭けマージャンのこと自体で責めるつもりはないんです」とし、その理由を自らの経験から、多くの人が賭けマージャンに興じていることを挙げた。

 ただ「だけど、これは本音の部分であって建前は賭博罪です。建前を国民に強いていくのが政府であり検察のような捜査機関なんです。建前を強いることで国の秩序を維持する」とし「本音の部分がこうだからって許してしまったら秩序なんか守れないし、むしろ権力は本音のところがこういう状況だから今回は許してあげますよって、国民に対して許すのはわかるけど自分たちが取り締まる建前を国民に強要する捜査機関側、権力側が本音のところはこうだから許しますって、こんな事、許されるんですか? この国は北朝鮮なんですか」と断じた。

 さらに「今回、このことで検察の中立性をこのまま維持するなんてあってはならないと思う。こういうときこそ、政治が介入して、それこそ指揮権発動ですよ。法務大臣が検察庁法の14条に基づいて黒川さん捜査しろ、起訴しろ、断固として言うべきです。そして裁判で明らかにする」と提言した。

 続けて「内部調査でこの3年間、月1、2回賭けマージャンやっていたけど日時が特定できない? それを特定するのが強制権ある捜査機関じゃないですか。こんなことぐらい裏付けできない捜査機関を国民が信用できますか」と訴えていた。