ウィンター・ソルジャー俳優、新ドラキュラ役に立候補?
『アベンジャーズ』シリーズのウィンター・ソルジャー役などで知られる俳優セバスチャン・スタンが、先月企画の存在が報じられた、吸血鬼ドラキュラの新作映画について、監督候補のカリン・クサマに出演希望をにおわせるメールを送ったと、The Hollywood Reporter に明かした。
この企画は、かつてユニバーサルが映画化した、吸血鬼ドラキュラにフォーカスした新作で、『ゲット・アウト』『アス』『パラノーマル・アクティビティ』など、数々のヒットホラーを手がける映画プロデューサーのジェイソン・ブラムが製作。『ガールファイト』『イーオン・フラックス』などのカリン・クサマが監督を務めると報じられていた。
セバスチャンは、ニコール・キッドマンが主演した、クサマ監督の『デストロイヤー(原題) / Destroyer』(2018)に出演。同サイトのインタビューで、クサマ監督のドラキュラ企画について尋ねられると、「その件については、もう彼女にメールしたよ。”僕が(ドラキュラ伝説の国)ルーマニア出身って知ってるだろ?”って。彼女も”もちろん、でも早すぎよ。それに今はパンデミックの時期でもある。もしかなうなら、4年後に会いましょう”ってね(笑)」
多分にジョークを交えた発言だが、もし実現すれば、非常に魅力的なドラキュラを演じてくれそうだ。実際、セバスチャンは、クサマ監督の仕事に心から感銘を受けたといい「あの映画も、彼女のことも大好きだし、素晴らしい時間を過ごせた。彼女と組める企画ーー僕をどこか新しい道に導いてくれるようなものを見つけたいと思っている」と語っている。 ただ、先月の時点でVarietyは、企画はまだユニバーサルからの承認を待っている段階だと報じていることもあり、実現するとしてもかなり先の話になりそうだ。(西村重人)