木村拓哉、マックCMでの「独特すぎるバーガー持ち」の謎を広報に直撃
《おごるよ、ビッグマックセット》
【発掘写真】20歳の時点ですでに“キムタク持ち”を披露していた木村拓哉
国民的スター・木村拓哉が、国民的ファーストフード店『マクドナルド』と“タッグ”を組んでから2か月が経つ。新CMも続々と放送されるなど、すっかり新たな“マックの顔”になりつつある。
「木村さんには、“ちょいマック”などの定番商品のアンバサダーになっていただくため、年間を通してさまざまなCMに登場いただきます」とは、日本マクドナルド株式会社広報部。木村は1年間を通して、今後もマック商品をPRしていくようだ。
冒頭の新CMではビッグマックをほおばっている木村だが、やはりあの“持ち方”を披露。ネットが沸いている。
「放送当初より“キムタクのハンバーガーの持ち方が気になる”と、話題になっているのです。親指と4本指の間に挟んでつかむ持ち方が一般的だと思いますが、彼はというと中指と薬指の間に挟むような独特な握り方で持っているのです。この持ち方はSNS上で“キムタク持ち”と呼ばれ、写真を撮るためにマックに行くという現象も起きています」(ネットニュース編集者)
実際、ツイッターでも、
《キムタク持ちでビッグマックを食べてみる》
《キムタク持ちでてりたまを食べた》
《スパチキをキムタク持ち》
《キムタク世代なので、キムタク持ちを真似る》
と、すっかり流行っている様子だ。
にしても、木村の持ち方にはどんな意味があるのだろうか。都内のバーガー専門店店主に聞いてみると、
「木村さんは本場のバーガーを食べなれているのでしょう。大きいバーガーの場合、両手で“キムタク持ち(笑)”だったり、親指と小指を下に、3本指で上のバンズを挟んで食べるアメリカ人は多いですよ。かぶりついたときに崩れたり、パティや具材が飛び出るのを防げるんですね。でも、現在は横よりも高さのあるバーガーが主流ですので、包み袋のまま食べることがほとんどだと思います。直にもって豪快に食べたいときに適した持ち方ではないでしょうか。それにしても、木村さんがやると格好良く見えるから不思議ですね」
20歳の時点ですでに“キムタク持ち”
さっそく記者も“キムタク持ち”に挑戦してみた。が、これが意外と難しい。薬指と小指をプルプルさせながらなんとか形にはなったものの、食べ進めると具材がこぼれそうだ。慣れるまで時間がかかりそうだし、ビッグマックなどもってのほか。木村はいとも簡単そうに持っていたけども……。
「当然ですよ。キムタクはCM演出ために取り入れたわけではありませんよ。少なくとも、20歳の時にはすでに“キムタク持ち”をしています」(広告代理店関係者)
実は'93年7月にリリースされたSMAP4枚目のアルバム『SMAP 004』のジャケットには、森且行を含めた6人がそれぞれスナックフードをほおばるアイドルショットが収められている。そこには、ハンバーガーを“キムタク持ち”する、若かりし木村がいたのだった。
「同年の10月に放送された『あすなろ白書』(フジテレビ系)で大ブレイクする直前のことです。カッコつけたい盛りだったでしょうし、彼なりに映えるハンバーガーの持ち方を研究したのではないでしょうか。
のちに“あすなろ抱き”が流行りましたが、今は“キムタク持ち”ですか。時代を作るスターですね」(前出・広告代理店関係者)
ちなみにマクドナルドとしては、「キムタク持ち」をどう見ているのか。あらためて広報部に聞いてみると、
「ハンバーガーの持ち方につきまして、マクドナルドとしては、お客様のお好きな持ち方で、おいしく、お好みのバーガーをお召し上がりいただければと思います」
コレ(キムタク持ち)じゃダメか?