元ユベントス会長に振る舞いを批判されたFWクリスティアーノ・ロナウド

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 元ユベントスのジョヴァンニ・コボッリ・ジッリ氏が、FWクリスティアーノ・ロナウドの行動を批判している。英『メトロ』が伝えている。

 今月はじめ、C・ロナウドはチームメイトのDFダニエレ・ルガーニらが新型コロナウイルスに感染したことを受けて、生まれ故郷のマデイラ島に戻っていた。C・ロナウドはその前にも母親が脳卒中に倒れ、帰省していた。その間、イタリアでは新型コロナウイルスによる被害が拡大し、すでに7万4386人が感染、7503人が死亡している。

 コロナウイルス禍のC・ロナウドの行動について、2006年のカルチョポリ・スキャンダルのあとにユベントスの会長を務めたジッリ氏が痛烈批判し、ユベントスの選手たちが国を離れることを許すべきではなかったと語っている。

「彼は母親のお見舞いをするためにポルトガルへ行くといっていた。だが、いまの彼はプールで写真を撮っているだけだ」

「彼のために例外をつくってしまったから、物事はガタガタになってしまったし、他の選手たちも国外へ出たがるようになってしまった。こんなことはあってはならないことだ」

「彼らはみな隔離されるべきだった」

「いま批判するのは簡単だが、なぜ選手たちがイタリアを離れたがっていたのか、外からだとわからない」

「彼らが戻ってきたとき、調子を戻すのはさらに難しくなるはずだ。というのも14日間隔離されなければならないからだ」