「おそらくタクミだね」 リバプール不動SBが語った南野拓実「僕がこれまで見てきた中で…」
アーノルドが南野の適応能力に驚き 訛りには苦戦も…「最も英語の上達が早いと思うよ」
世界中で感染拡大している新型コロナウイルスの影響により、プレミアリーグを含む欧州全域のリーグが中断を余儀なくされている。
そんななか、リバプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドは今冬に新加入した日本代表MF南野拓実が見せている適応能力に舌を巻いている。
中国で発生した新型コロナウイルスは欧州で猛威を振るっており、今夏に開催予定だった東京五輪の延期も決定した。プレミアリーグも延期されており、その後の再開も不透明な状況となっている。南野にとっても今年1月に加入して2カ月でリーグとクラブが活動休止となり、適応するうえで手痛い足踏みを強いられている。
そんななか、英地元紙「リバプール・エコー」は「アーノルドは南野の加入を楽しむ」と見出しを打ち、米誌「GQ」で行われたアーノルドのインタビューを紹介。リバプール出身であることから、 “スカウス”と呼ばれる独特な英語を使っているが、その訛りに最も苦戦している人物について尋ねられると「おそらくタクミだね」と名指ししている。
「彼が加入した際は、英語が堪能であるわけではなかった。だけど、僕がこれまで見てきた中では、最も英語の上達が早いと思うよ」と、語学習得の成長スピードに驚きを示していた。21歳のアーノルドは不動の右サイドバック(SB)として、アシストを量産。リバプールで最も不可欠な存在の1人となっているが、南野の適応能力には舌を巻いているようだ。(Football ZONE web編集部)