「攻殻機動隊 SAC_2045」キービジュアル

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 「攻殻機動隊」シリーズをフル3DCGでアニメ化した「攻殻機動隊 SAC_2045」の最新予告編が公開。また、本作に登場する新キャラクター声優として、潘めぐみ、津田健次郎の参加が発表されたほか、Netflixにおける世界配信開始日が4月23日に決定したことも明らかになった。

 漫画家・士郎正宗が1989年に発表したSFコミックを原作に、アニメ、ハリウッド実写映画など様々な作品が生み出されてきた「攻殻機動隊」。新作となる「攻殻機動隊 SAC_2045」では、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」の神山健治と、『APPLESEED アップルシード』の荒牧伸志がダブル監督に就任。サイバー犯罪やテロに対抗する内務省公安9課(攻殻機動隊)のメンバーが再結集し、新たな任務に挑む姿を描く。

 すでに、草薙素子役の田中敦子、バトー役の大塚明夫、トグサ役の山寺宏一などオリジナルキャストの参加が明らかになっているが、本日、Netflixの配信番組内で、新キャラクターとキャストが発表。潘が公安9課でタチコマのメンテナンス等を担当する新メンバー・江崎プリンを、津田が素子の率いる部隊に所属する傭兵・スタンダードを演じることが明かされた。予告編では、二人が演じるキャラクターの姿も確認することができる。

 さらに、本作の3DCG制作クリエイターが手掛けた、素子をはじめ、荒巻大輔、バトー、トグサ、イシカワ、サイトー、そしてタチコマら公安9課メンバーの描かれたキービジュアルも公開。キャラクターデザインは、人気イラストレーターのイリヤ・クブシノブが担当しており、新たなビジュアルに生まれ変わった9課の活躍が描かれる。(編集部・入倉功一)

「攻殻機動隊 SAC_2045」ストーリー

2045年。全ての国家を震撼させる経済災害「全世界同時デフォルト」の発生と、AIの爆発的な進化により、世界は計画的且つ持続可能な戦争“サスティナブル・ウォー”へと突入した。だが人々が、AIによる人類滅亡への危機を日常レベルで実感できるまでには衰退の進んでいない近未来--。

内戦・紛争を渡り歩き、廃墟が横たわるアメリカ大陸西海岸において、傭兵部隊として腕を奮っている全身義体のサイボーグ・草薙素子とバトーたち元・公安9課のメンバー。電脳犯罪やテロに対する攻性の組織に所属し、卓越した電脳・戦闘スキルを誇っていた彼女らにとって、この時代はまさにこの世の春である。そんな草薙率いる部隊の前に、“ポスト・ヒューマン”と呼ばれる驚異的な知能と身体能力を持つ存在が突如として現れる。彼らは如何にして生まれ、その目的とは。大国間の謀略渦巻くなか、いま再び“攻殻機動隊”が組織される--