2月20日、「職場などで本名の名札は必要か」という“名札論争”がSNSで巻き起こった。

 コンビニやレストラン、看護師などの接客業では名札やレシートなどでフルネームを顧客に知られてしまうことが多いが、現場の本音としては「本名を他人に知られることは危険」と考えている人が多いという。

 実際に「顔写真入りの名札で本当に嫌だった」「レシートに自分の名前が残るのも嫌!」(コンビニ勤務)、「『アンタの名前覚えておくわ』って言われて嫌な思いをした」(レストラン勤務)、「患者からフェイスブック検索され、友達申請が届いた…本当に気持ちが悪かった」(看護師)など嫌な経験をした人も多いようだ。

 清水陽平弁護士によると、どんな職業でも名札やレシートなどにフルネームを表示する義務はないが、「会社が『こうしろ』と指示し従業員はそれに従うしかないので、考えるべきは会社」と従業員自身でできる対策もあまりないのだそう。

 また、雇用主が気をつけるべきポイントについては「氏名自体は個人情報に当たらないため会社としては信用や信頼などのために必要がなければ法律外のリスクについての配慮をしてあげた方がいい。会社によってはニックネームによる表示をあえてしているというところもある」と話している。

 キャスターを務めるフリーアナウンサーの柴田阿弥は「小学校のときからフルネームの名札をつけさせられることが疑問だった。そのくせ『名前を呼ばれても知らない人についていかないように』って言われて、『どうなってるの?』と思っていた。だから、親と相談して学校でだけ名札をつけるということにしていた」と早くから疑問に思っていた様子。続けて「今は本名で活動していますが、もし(デビュー前に戻れるのなら)芸名にしたい」とも話した。
(AbemaTV/「けやきヒルズ」より)