[みみよりライブ 5up−広島ホームテレビ]2020年1月28日放送「みみより」のコーナーでは、餃子の皮を作っている井辻食産(広島市)を紹介していました。

広島の餃子は皮が薄いことが特徴。関東の餃子と比べると、厚さには大きな違いがあります。


餃子に意外な地域差があった?

西日本では薄皮がメジャー

餃子の皮を作り続けて73年の井辻食産。そんな同社が手掛ける餃子専門店が「龍」というお店で、市内11店舗で月に約14万個もの餃子を販売しているんです。

餃子屋「龍」で食べてみると、餃子の皮が薄いことに気付きました。

井辻さんによると、戦後くらいに始まった広島餃子の形を踏襲しているんだそうです。広島餃子とは、皮が薄くこぶりで、ネギを付けて食べるのが特徴。

井辻食産の餃子の皮は0.8ミリの薄さです。関東圏などでよく食べられる餃子の皮と比べると、同じ30枚入りでも厚みが違っています。そう、関東圏でメジャーな皮の方が厚みがあるのです。

井辻食産は西日本シェアNo.1。そのため、東日本に比べて西日本の方が、薄い餃子の皮が好まれていると言えそうです。

(ライター:tama35)