萩本欽一、香取慎吾に『仮装大賞』託す「主役を超える本当の主役」
タレントの萩本欽一が13日、東京・汐留の日本テレビで、同局系バラエティ特番『欽ちゃん&香取慎吾の第97回全日本仮装大賞』(2月1日19:00〜20:54)の取材に応じ、ともに司会を務める香取慎吾への全幅の信頼を語った。
香取と司会のコンビを組んで18年になる萩本は「面白いもんで、慎吾ちゃんが来てから僕は自分が楽しと思っちゃいけないと思ってるの。全部の番組、出てるタレントさんが楽しかったと思ってもらえるようにやってるから、慎吾ちゃんが楽しいと思うようにやってる」という。
それを聞いた香取が「僕はもう楽しいです!」と話すと、萩本は「そう言ってくれるとすっごい幸せ」としみじみ語りながら、香取に向かって「理想を言うとね、もっと図々しくなってほしい。こいつすげぇいいやつなの。こんなにビッグスターなのに、俺から一歩も上に出ないの」と、注文と絶賛の言葉をかけた。
「自分にとってこの番組をひと言で…」という質問に、香取は「修業。1年に1度欽ちゃんに会えると、収録とか以外でも1日ご一緒させていただいている時間っていうのが本当に宝物なお言葉をたくさんもらえるので。自分がスタッフの方と話して番組を作ったりとかするようになった今、新しい言葉をもらえることがあまりない中で、それは本当に大きいですね」と回答。
一方、萩本は「その時代時代で変わる」と前置きして、「僕にとって大事な主役でない番組」と話す。自分の冠番組だが、主役はあくまで一般参加者であり、自身は「脇役」という意識からだ。
それを公言していたため、萩本は1985年、各局にあったレギュラー番組を全て降板した際、『仮装大賞』も辞めたいと直訴したものの、日テレのプロデューサーに「主役でもない人が偉そうに『辞める』っていうのは、芸能界では通らないことですよ」と引き止められたそう。結果、「ありがたい忠告をもらって、何十年も続けてきた」と、続投の判断は正しかったようだ。
そして、「僕としては、主役を超える本当の主役が来たと思ってますから、彼ら(一般参加者)よりも大事なのは慎吾ちゃんよ。こんなスーパースターの隣で偉そうに仕事できるって、楽しいね」と最大級の賛辞を送ると、香取は「僕が主役だったらいつ辞めたいって言ってもいいってことですか?」と確認したが、萩本は「違う。私にとっての主役だから。危ない危ない」と即座に否定していた。
79年にスタートし、40年を超える歴史を持つ同番組。現在は年1回ペースの放送で、このまま行くと3年後に記念すべき100回目を迎えるが、香取は「欽ちゃんと迎えられたらいいな」と理想を語る。
しかし、萩本は「正直言ってね、100回は迎えられないと思う!」ときっぱり。今回の収録後、「ああ、ダメだあと思ったの。そんなふうに自分の体を気づいたことない!」「ほとんど今年はお仕事しないと思います(笑)」と言うほど疲れがどっと出たそうで、香取に「100回目は自分ひとりでやってると思っておいたほうがいいね」と託した。
すると香取は「欽ちゃんはCGで僕の横にいて、今のうちに『あ・い・う・え・お…』って全部録音して、AIで『次行ってみよう!』『慎吾ちゃん、早く進めろ』って話せるようにしたら、ずーっとやれますよ」と、最新技術を駆使してでもタッグを組み続けたい希望を伝えていた。
香取と司会のコンビを組んで18年になる萩本は「面白いもんで、慎吾ちゃんが来てから僕は自分が楽しと思っちゃいけないと思ってるの。全部の番組、出てるタレントさんが楽しかったと思ってもらえるようにやってるから、慎吾ちゃんが楽しいと思うようにやってる」という。
「自分にとってこの番組をひと言で…」という質問に、香取は「修業。1年に1度欽ちゃんに会えると、収録とか以外でも1日ご一緒させていただいている時間っていうのが本当に宝物なお言葉をたくさんもらえるので。自分がスタッフの方と話して番組を作ったりとかするようになった今、新しい言葉をもらえることがあまりない中で、それは本当に大きいですね」と回答。
一方、萩本は「その時代時代で変わる」と前置きして、「僕にとって大事な主役でない番組」と話す。自分の冠番組だが、主役はあくまで一般参加者であり、自身は「脇役」という意識からだ。
それを公言していたため、萩本は1985年、各局にあったレギュラー番組を全て降板した際、『仮装大賞』も辞めたいと直訴したものの、日テレのプロデューサーに「主役でもない人が偉そうに『辞める』っていうのは、芸能界では通らないことですよ」と引き止められたそう。結果、「ありがたい忠告をもらって、何十年も続けてきた」と、続投の判断は正しかったようだ。
そして、「僕としては、主役を超える本当の主役が来たと思ってますから、彼ら(一般参加者)よりも大事なのは慎吾ちゃんよ。こんなスーパースターの隣で偉そうに仕事できるって、楽しいね」と最大級の賛辞を送ると、香取は「僕が主役だったらいつ辞めたいって言ってもいいってことですか?」と確認したが、萩本は「違う。私にとっての主役だから。危ない危ない」と即座に否定していた。
79年にスタートし、40年を超える歴史を持つ同番組。現在は年1回ペースの放送で、このまま行くと3年後に記念すべき100回目を迎えるが、香取は「欽ちゃんと迎えられたらいいな」と理想を語る。
しかし、萩本は「正直言ってね、100回は迎えられないと思う!」ときっぱり。今回の収録後、「ああ、ダメだあと思ったの。そんなふうに自分の体を気づいたことない!」「ほとんど今年はお仕事しないと思います(笑)」と言うほど疲れがどっと出たそうで、香取に「100回目は自分ひとりでやってると思っておいたほうがいいね」と託した。
すると香取は「欽ちゃんはCGで僕の横にいて、今のうちに『あ・い・う・え・お…』って全部録音して、AIで『次行ってみよう!』『慎吾ちゃん、早く進めろ』って話せるようにしたら、ずーっとやれますよ」と、最新技術を駆使してでもタッグを組み続けたい希望を伝えていた。