コストコで販売されている『本格四川 辛さ、ほとばしる麻婆豆腐(8食)』をご存じでしょうか。

新宿中村屋が製造するレトルト麻婆豆腐です。豆腐、挽肉入りの本格四川風。それが電子レンジで簡単に調理できるのがいいんですよね。硬質な辛さに寄った味作りは好みを分けそうではありますが、ハマる人も多そう。常備食としてアリだと思いますよ!

新宿中村屋|本格四川 辛さ、ほとばしる麻婆豆腐|1,428円

『本格四川 辛さ、ほとばしる麻婆豆腐』は1,428円(税込)。新宿中村屋の麻婆豆腐のレトルトパックですね。内容量は1袋160gの麻婆豆腐が8袋、別添付の四川山椒スパイスが8袋。1食あたりの単価は約178円、カロリーは212kcal(たんぱく質 10.1g、脂質 13.9g、炭水化物 11.5g、食塩相当量 2.0g)。

新宿中村屋のオンラインショップやスーパーなどで販売されている同名商品は、ソースだけで具材は自分で用意が必要なタイプですが、このコストコ版は具材入りで電子レンジ調理できるタイプ。パッケージに記載のあるとおり、「業務用」なんですかね。

どんな味?

辛み主体の硬派な味づくりと食感しっかりの豆腐がいい感じ。レトルト麻婆豆腐ってわりと味がまろやかなものも多いですが、本品は比較的濃厚テイストに仕上がっていますね。ただ、好みは分かれそうな味ではあります。

というのも、味が硬いんですよね。甘みのような旨み要素が欠けているというか、唐辛子の硬質な辛さや塩辛さがどうしても目立つ味バランスなんです。激辛というわけではないし、かといって花椒の香りやシビレが強いわけでもない(添付の四川山椒スパイスで濃くはできる)。確かに豆板醤などの旨みは感じても、もうちょい甘み要素があったほうが味わいが豊かになるのでは?……って、それこそ本格四川風の味ですよね(たぶん)。なので、人を選ぶ味。

mitok編集部では、硬い味のほうが本格感があって好きという人もいれば、もうちょっと甘みが欲しいという人もいて意見が割れました。購入する前には麻婆豆腐に対する好みを確認しておきましょう。

具材に関しては、さみしくない程度の量の豆腐と挽肉が入っています。豆腐は小さめのカットだけど食感が強く、挽肉は粒粗めで両者ともに食べごたえがある感じ。ごはんとの相性は申し分ないですね。

『本格四川 辛さ、ほとばしる麻婆豆腐』は電子レンジで簡単に用意できるし、そつのない確かな味わいだし、常備しておけば、何かと重宝するレトルト食品ですよ。辛さ主体の麻婆豆腐がOKであればぜひ。