霜降り明星・粗品
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 「M-1グランプリ」で2018年にコンビとして優勝、2019年にはピンとして「R-1ぐらんぷり」で優勝したお笑いコンビ・霜降り明星の粗品が、月9ドラマ「絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜」(フジテレビ系・2020年1月6日より毎週月曜よる9時〜)にレギュラー出演することが決定した。連続ドラマに出演するのは初めてで、本作で俳優デビューとなる。粗品は、上昇志向と野心の強いキャリアの刑事・門田駿を演じる。

 「絶対零度」シリーズ第4弾となる本作。元公安のエリート刑事・井沢範人(沢村一樹)率いる「未然犯罪捜査班」(通称:ミハン)が、未来の犯罪者の潜入・追跡捜査して、犯罪を未然に防ぐさまを描く。前作から引き続き、沢村、横山裕(関ジャニ∞)、本田翼が出演する。

 粗品ふんする門田は、ミハンで研修中の吉岡拓海(森永悠希)とは同期入庁で、花形部署である捜査一課で研修中の身。先輩刑事の早川誠二(マギー)と行動を共にすることが多い。キャリアでエリートという自負が強く、いわくつきのミハンで研修している吉岡や、先輩ながらノンキャリアの早川のことを少し見下しているというキャラクターだ。

 出演オファーを受けた粗品は、「めちゃくちゃうれしかったです。芸人としてデビューした後に、母親がドラマや映画にも出てほしいなと言っていたので、何より、母親が喜んでくれると思います」と喜びつつ、演技初挑戦について「漫才では、ドスの効いた関西弁で短い単語しか言ってないので(笑)、標準語に戸惑っています」とコメントを寄せている。

 撮影初日の沢村とマギーとの共演シーンを振り返り、「僕を“よそ者”にしないと言いますか、温かく迎えていただいて感動しました。ドラマの現場は初めてで、もっとピリピリしているものかと思っていましたが、和やかなムードでとても良い雰囲気でした」と感想を語る。そして、「真剣にこのドラマに向き合っていきますのでふつつか者ですが、応援よろしくお願い致します」と意気込む。

 なお、粗品の相方であるせいやも2020年1月期のドラマ日曜劇場「テセウスの船」(TBS系)に出演。コンビ揃って演技初挑戦にして、連続ドラマ初出演となる。(編集部・梅山富美子)

粗品(霜降り明星)コメント全文

Q:オファーを聞いた際の感想は?
めちゃくちゃうれしかったです。芸人としてデビューした後に、母親がドラマや映画にも出てほしいなと言っていたので、何より、母親が喜んでくれると思います。オファーをいただいてから、改めて「絶対零度」シリーズを観返したのですが、“すごい作品に参加するんだな”と逆に緊張してしまいました。

Q:撮影初日について
まずは、テレビで観ていた方々は優しいんだなと(笑)。今日は、沢村さん、マギーさんとご一緒だったのですが、「絶対零度」という大人気シリーズに途中からやってきた僕みたいな“浪速のチンピラ芸人”に対して、お二人は本当に優しく接してくださって、僕を“よそ者”にしないと言いますか、温かく迎えていただいて感動しました。ドラマの現場は初めてで、もっとピリピリしているものかと思っていましたが、和やかなムードでとても良い雰囲気でした。

Q:演技初挑戦について
漫才では、ドスの効いた関西弁で短い単語しか言ってないので(笑)、標準語に戸惑っています。あとは表情の演技が本当に難しいので、監督に今後もっと教えていただきたいです。普段、“スプーンに映った小栗旬”として活動させていただいていますが、今回のドラマでは“スプーンなしの粗品”として頑張りたいと思います(笑)。

Q:これまでの漫才は、演技にいかされている?
漫才と演技は別物なのかなと思いますが、カメラの回っていない撮影の合間のマギーさんの小粋なジョークに対しては、いい間(ま)でツッコんだりはできています(笑)。

Q:ファンへのメッセージ
「絶対零度」ファンの皆さま、“月9ドラマ”ファンの皆さま、ドラマ好きの皆さまには初めましてとなりますが、真剣にこのドラマに向き合っていきますのでふつつか者ですが、応援よろしくお願い致します。逆に、僕のことを知ってくださっている方々には、“粗品、演技へただな”と笑ってもらって結構ですが、普段のテレビ番組では一度も見せたことのない顔や表情が観られますので、そのあたりを楽しんでもらえたらと思います。