台湾での修学旅行中に食中毒か  日本人高校生ら72人に症状

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(台北中央社)修学旅行で台湾を訪れていた日本の高校生が嘔吐(おうと)や下痢の症状を訴え、12日夜までに72人が台北市内の病院で治療を受けた。同市政府衛生局によると、13日午前10時半までに59人が退院したが、比較的症状が重い13人は経過観察で入院中。

同局の報道資料によれば、一行は12日朝、北部・桃園市のホテルでビュッフェ形式の朝食をとった後に相次いで食中毒とみられる症状が出始めたという。

原因調査は桃園市政府衛生局によって行われる。ホテル側の落ち度が主因であれば、食品安全衛生管理法違反で6万台湾元(約22万円)以上2億元(約7億2600万円)以下の罰金が科される。

(劉建邦/編集:塚越西穂)