イニエスタ、ビジャの次は? Jリーグで見てみたいスペイン人プレーヤー
2019明治安田生命J1リーグは、横浜F・マリノスの優勝で幕を閉じた。長かったようで短かったシーズンも、これで一区切り。しかし、各クラブはすでに次に向けて動いている。
ここから年末まで、あらゆるファンが気になって仕方がないのが来シーズンの陣容だろう。一体誰が監督を務めるのか、あるいは、あの主力選手は残留するのか、はたまた新戦力として誰がやってくるのか。真偽のほどはともかく、あのスーパースターがJリーグにやってくるかもしれない、と噂が立つのもこの時期ならではだ。
特にここ最近は、スペイン人の選手や監督が日本を舞台に活躍するケースが増えている。今後も、アンドレス・イニエスタやダビド・ビジャなどスペイン人Jリーガーが誕生する可能性はあるだろう。
奇しくも、欧州サッカーでは冬の移籍市場が迫っている。今シーズン限りで所属クラブとの契約が満了を迎える選手は、年明けの1月1日から他クラブと自由に交渉ができるとあって、今後の動向から目が離せない。
そこで今回は契約期間が残り半年、または現在無所属のスペイン人選手たちを8名ピックアップ。「太陽の国」から「日出ずる国」にやって来ても不思議ではないプレーヤーたちをまとめてみた。
■ダビド・シルバ
生年月日:1986年1月8日(33歳)
ポジション:MF
所属クラブ:マンチェスター・C(イングランド)
契約状況:2020年6月末で満了
すでに日本の複数メディアでもJリーグ入りの可能性が報じられている天才MF。本人は故郷のラス・パルマス(現スペイン2部)で現役生活を終えることを希望しているとも伝えられるが、代表の盟友アンドレス・イニエスタがプレーするJリーグに関心を抱いているとの情報も。今はまだ噂のレベルに過ぎないが、正式に日本行きが決まれば、また一人ワールドクラスが来日することとなる。
■ペドロ・ロドリゲス
生年月日:1987年7月28日(32歳)
ポジション:FW
所属クラブ:チェルシー(イングランド)
契約状況:2020年6月末で満了
2015年のチェルシー加入以来、毎シーズン30試合前後の出場してきたペドロだが、フランク・ランパード体制では出場機会が激減。来年6月には契約満了を迎えるため、チェルシー側は今冬での売却も視野に入れているという。決して安い買い物ではないが、献身的やプレーと高い決定力は日本サッカーとの相性抜群であり、チャンスがあればJリーグで見てみたい選手の一人だ。
■ホセ・カジェホン
生年月日:1987年2月11日(32歳)
ポジション:FW
所属クラブ:ナポリ(イタリア)
契約状況:2020年6月末で満了
レアル・マドリード時代にジョゼ・モウリーニョ監督から寵愛を受けたアタッカーは、今シーズン限りでナポリとの契約が満了。今もバリバリのレギュラーだが、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙によると、ラファエル・ベニテス監督が指揮をとる中国スーパーリーグの大連一方から好待遇のオファーが届いているという。中国マネーに対抗できるJクラブは一握りだが、可能性はゼロではないはずだ。
■アルバロ・ネグレド
生年月日:1985年8月20日(34歳)
ポジション:FW
所属クラブ:アル・ナスル(アラブ首長国連邦)
契約状況:2020年6月末で満了
野性味あふれるストライカーで、マンチェスター・Cでプレーしていた当時は“ビースト(野獣)”の愛称で親しまれた。昨年9月からUAEのアル・ナスルに所属し、エースとして活躍。30代半ばを迎えたが、その得点力に衰えの気配はない。強さと巧さを兼ね備える点取り屋が日本にやってくれば、得点王争いの筆頭候補に躍り出るはずだ。
■サンティ・カソルラ
生年月日:1984年12月13日(34歳)
ポジション:MF
所属クラブ:ビジャレアル(スペイン)
契約状況:2020年6月末で満了
アーセナルで右足首を負傷して以来、2年近く実戦から遠ざかった両利きのプレーメーカーは、古巣ビジャレアルで完全復活を遂げ、スペイン代表でも主力選手として活躍している。現在のパフォーマンスを考えれば契約延長が濃厚だが、引退の危機を乗り越えて再びピッチに立つという奇跡を起こした男のこと。キャリアの最後を日本で過ごしたとしても不思議ではない。
■ホアキン・サンチェス
生年月日:1981年7月21日(38歳)
ポジション:MF
所属クラブ:ベティス(スペイン)
契約状況:2020年6月末で満了
スペイン代表として2002年の日韓ワールドカップを経験。当時は快足ドリブラーとして名を馳せたが、現在はパサー、そしてフィニッシャーとして輝きを放つ。8日のアスレティック・ビルバオ戦では、リーガ史上最年長となる38歳140日でのハットトリックを達成。“アラフォー”とは思えない活躍ぶりだ。本人はベティスとの契約延長を望んでおり、地元でキャリアを終えることが濃厚だが、乾貴士の元同僚でもあり、日本サッカーにも多少の関心を持っているはずだ。
■ディエゴ・カペル
生年月日:1988年2月16日(31歳)
ポジション:MF
所属クラブ:無所属
高速シザースを駆使して相手を抜き去る古典的なドリブラーで、セビージャでのデビュー当時は故アントニオ・レジェスの再来として大きな期待を集めた。その後、ポルトガル、イタリア、ベルギーでプレーした後、1年間の浪人生活を経て、昨年夏に2部エストレマドゥーラに加入。U−22日本代表GK山口瑠伊の同僚となったが、今年6月の退団以降は再び所属先がない状況となっている。日本のサッカーとの相性は未知数だが、サイドアタッカーを欲するクラブなら試す価値はあるはずだ。
■アーロン・ニゲス
生年月日:1989年4月26日(30歳)
ポジション:FW
所属クラブ:無所属
アトレティコ・マドリードに所属するスペイン代表MFサウール・ニゲスの兄。中盤センターを本職とする弟とは異なり、アーロンはスピードとテクニックが持ち味のサイドアタッカーだ。今年2月にマレーシア1部のジョホール・ダルル・タクジムFCを退団した後は所属先がない状態だが、まだ30歳。働き場所さえ確保できれば、日本でも十分なパフォーマンスを発揮できるはずだ。
(記事/Footmedia)
ここから年末まで、あらゆるファンが気になって仕方がないのが来シーズンの陣容だろう。一体誰が監督を務めるのか、あるいは、あの主力選手は残留するのか、はたまた新戦力として誰がやってくるのか。真偽のほどはともかく、あのスーパースターがJリーグにやってくるかもしれない、と噂が立つのもこの時期ならではだ。
奇しくも、欧州サッカーでは冬の移籍市場が迫っている。今シーズン限りで所属クラブとの契約が満了を迎える選手は、年明けの1月1日から他クラブと自由に交渉ができるとあって、今後の動向から目が離せない。
そこで今回は契約期間が残り半年、または現在無所属のスペイン人選手たちを8名ピックアップ。「太陽の国」から「日出ずる国」にやって来ても不思議ではないプレーヤーたちをまとめてみた。
■ダビド・シルバ
生年月日:1986年1月8日(33歳)
ポジション:MF
所属クラブ:マンチェスター・C(イングランド)
契約状況:2020年6月末で満了
すでに日本の複数メディアでもJリーグ入りの可能性が報じられている天才MF。本人は故郷のラス・パルマス(現スペイン2部)で現役生活を終えることを希望しているとも伝えられるが、代表の盟友アンドレス・イニエスタがプレーするJリーグに関心を抱いているとの情報も。今はまだ噂のレベルに過ぎないが、正式に日本行きが決まれば、また一人ワールドクラスが来日することとなる。
■ペドロ・ロドリゲス
生年月日:1987年7月28日(32歳)
ポジション:FW
所属クラブ:チェルシー(イングランド)
契約状況:2020年6月末で満了
2015年のチェルシー加入以来、毎シーズン30試合前後の出場してきたペドロだが、フランク・ランパード体制では出場機会が激減。来年6月には契約満了を迎えるため、チェルシー側は今冬での売却も視野に入れているという。決して安い買い物ではないが、献身的やプレーと高い決定力は日本サッカーとの相性抜群であり、チャンスがあればJリーグで見てみたい選手の一人だ。
■ホセ・カジェホン
生年月日:1987年2月11日(32歳)
ポジション:FW
所属クラブ:ナポリ(イタリア)
契約状況:2020年6月末で満了
レアル・マドリード時代にジョゼ・モウリーニョ監督から寵愛を受けたアタッカーは、今シーズン限りでナポリとの契約が満了。今もバリバリのレギュラーだが、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙によると、ラファエル・ベニテス監督が指揮をとる中国スーパーリーグの大連一方から好待遇のオファーが届いているという。中国マネーに対抗できるJクラブは一握りだが、可能性はゼロではないはずだ。
■アルバロ・ネグレド
生年月日:1985年8月20日(34歳)
ポジション:FW
所属クラブ:アル・ナスル(アラブ首長国連邦)
契約状況:2020年6月末で満了
野性味あふれるストライカーで、マンチェスター・Cでプレーしていた当時は“ビースト(野獣)”の愛称で親しまれた。昨年9月からUAEのアル・ナスルに所属し、エースとして活躍。30代半ばを迎えたが、その得点力に衰えの気配はない。強さと巧さを兼ね備える点取り屋が日本にやってくれば、得点王争いの筆頭候補に躍り出るはずだ。
■サンティ・カソルラ
生年月日:1984年12月13日(34歳)
ポジション:MF
所属クラブ:ビジャレアル(スペイン)
契約状況:2020年6月末で満了
アーセナルで右足首を負傷して以来、2年近く実戦から遠ざかった両利きのプレーメーカーは、古巣ビジャレアルで完全復活を遂げ、スペイン代表でも主力選手として活躍している。現在のパフォーマンスを考えれば契約延長が濃厚だが、引退の危機を乗り越えて再びピッチに立つという奇跡を起こした男のこと。キャリアの最後を日本で過ごしたとしても不思議ではない。
■ホアキン・サンチェス
生年月日:1981年7月21日(38歳)
ポジション:MF
所属クラブ:ベティス(スペイン)
契約状況:2020年6月末で満了
スペイン代表として2002年の日韓ワールドカップを経験。当時は快足ドリブラーとして名を馳せたが、現在はパサー、そしてフィニッシャーとして輝きを放つ。8日のアスレティック・ビルバオ戦では、リーガ史上最年長となる38歳140日でのハットトリックを達成。“アラフォー”とは思えない活躍ぶりだ。本人はベティスとの契約延長を望んでおり、地元でキャリアを終えることが濃厚だが、乾貴士の元同僚でもあり、日本サッカーにも多少の関心を持っているはずだ。
■ディエゴ・カペル
生年月日:1988年2月16日(31歳)
ポジション:MF
所属クラブ:無所属
高速シザースを駆使して相手を抜き去る古典的なドリブラーで、セビージャでのデビュー当時は故アントニオ・レジェスの再来として大きな期待を集めた。その後、ポルトガル、イタリア、ベルギーでプレーした後、1年間の浪人生活を経て、昨年夏に2部エストレマドゥーラに加入。U−22日本代表GK山口瑠伊の同僚となったが、今年6月の退団以降は再び所属先がない状況となっている。日本のサッカーとの相性は未知数だが、サイドアタッカーを欲するクラブなら試す価値はあるはずだ。
■アーロン・ニゲス
生年月日:1989年4月26日(30歳)
ポジション:FW
所属クラブ:無所属
アトレティコ・マドリードに所属するスペイン代表MFサウール・ニゲスの兄。中盤センターを本職とする弟とは異なり、アーロンはスピードとテクニックが持ち味のサイドアタッカーだ。今年2月にマレーシア1部のジョホール・ダルル・タクジムFCを退団した後は所属先がない状態だが、まだ30歳。働き場所さえ確保できれば、日本でも十分なパフォーマンスを発揮できるはずだ。
(記事/Footmedia)