SNOWBOARDER of the YEARに輝いた、村瀬心椛

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日本アクションスポーツ連盟による表彰式『JAPAN ACTION SPORTS AWARDS 2019』が、22日の都内で行われ、年間を通じて活躍したスノーボーダーとして、村瀬心椛(むらせ・ここも、15歳)が選出された。

岐阜県出身の村瀬は、父の影響で4歳からスノーボードを始め、小学4年生でプロ資格を獲得。2022年に行われる北京五輪のメダル候補として注目を浴びている選手だ。

2018年のこと、ノルウェーで行われた世界最高峰「X GAMES」ビッグエア種目にて、女子選手では前人未到のバックサイドダブルコーク1260を決め、その時点、14歳の若さで見事優勝を果たした実績がある。

その大会「X GAMES」で優勝を飾った感想を訊いてみると「初めて出た世界の大きな大会で、自分がやりたかった技(バックサイドダブルコーク1260)ができて、着地も決まった。それで優勝できたことにビックリしました」と振り返り、驚きの実感を示した。

会場で「SNOWBOARDER of the YEAR」部門において表彰されると「1年に1回しかない賞を頂けて、本当に嬉しいです」とニッコリ。

今後の目標を尋ねてみると「去年の12月に怪我をしてしまって…、今年は殆ど大会に出れなかった」と打ち明ける場面も。レールと呼ばれるコース上のアイテムで、膝の皿を粉砕骨折。全治6か月の診断を受けたという。

「これからは怪我をしない体づくりをして、X GAMESやU.S.オープンに出場。表彰台に上がれるように練習に励みます」と誓った。さらに「夢は、2年後の北京オリンピックの舞台です。そこでライバルに勝って、日本に帰ってきたいなと思っています」といい、目標を据えていた。

▼ SNOWBOARDER of the YEARに輝いた、村瀬心椛(写真右)








この表彰式は、今年で6回目の開催。サーフィンスケートボードスノーボード、BMXの分野で活躍したライダーたち、アクションスポーツの発展に貢献した人物や、イベント、団体が選ばれている。

村瀬の他には、プロサーファーの五十嵐カノア(いがらし・かのあ、22歳)、都筑有夢路(つづき・あむろ、18歳)、プロスケーターの堀米雄斗(ほりごめ・ゆうと、20歳)、岡本碧優(おかもと・みすぐ、13歳)、BMXプロライダーの中村輪夢(なかむら・りむ、17歳)らも表彰されていた。

▼ プロサーファーの五十嵐カノア(いがらし・かのあ、22歳)




▼ プロサーファーの都筑有夢路(つづき・あむろ、18歳)


▼ BMXプロライダーの中村輪夢(なかむら・りむ、17歳)


▼ プロスケーターの堀米雄斗(ほりごめ・ゆうと、20歳)


▼ プロスケーターの岡本碧優(おかもと・みすぐ、13歳)