(C)Yushi Machida

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 11月9日、京都競馬場で行われたG2・デイリー杯2歳ステークスは、3番人気に支持されたレッドベルジュールが最内を強襲して差し切りを決めた。デットーリの騎乗停止で回ってきた代打をきっちりとものし、流石武豊と唸らせる騎乗だった。

デイリー杯2歳ステークス、レース後ジョッキーコメント
1着 レッドベルジュール
武豊騎手
「急遽の代打だったんですけど嬉しいですね。スタートがあまり速くなかったので自然とあのポジションとなって、慌てないようにと思って。外出せたら出そうと思ったんですけど、もうそのスペースもなくて、ちょっと苦し紛れだったんですけど、よく反応してくれましたね。あの一瞬にして抜けたのであの脚は凄かったですね。まだまだ今日2戦目でね、しかも6月以来のレースでこの勝ち方なのでかなり能力ありそうですね。初めてレースで乗ったんですけど、良い馬ですよ」

2着 ウイングレイテスト
松岡正海騎手
「一度使って良くなると思っていましたが、体が重くてもこれぐらいはやれる馬です。次走(朝日杯FS)が楽しみです」

3着 ペールエール
M.デムーロ騎手
「一生懸命走っているけど、これから良くなってくると思う」

4着 トリプルエース
和田竜二騎手
「流れを考えたら位置取りが悪く、動くに動けなくなりました。マイルは問題ないし、色んなことをクリアしてくれました」

5着 ライティア
北村友一騎手
「ペースが上がって頭を上げるしぐさがありました。4コーナーを向いて一瞬は脚を使ったけど、ちょっと折り合いを欠いたぶんでしょうか…」

6着 サクセッション
O.マーフィー騎手
「早めに動きすぎたのは僕のミスです。成長すれば2000mぐらいでもこなせるようになると思います。申し訳ありません」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 9日、京都競馬場で行われた11R・デイリー杯2歳ステークス(G2・2歳オープン・芝1600m)で3番人気、武豊騎乗、レッドベルジュール(牡2・栗東・藤原英昭)が快勝した。1.1/2馬身差の2着にウイングレイテスト(牡2・美浦・青木孝文)、3着に1番人気のペールエール(牡2・栗東・安田隆行)が入った。勝ちタイムは1:34.5(良)。

 2番人気でO.マーフィー騎乗、サクセッション(牡2・美浦・国枝栄)は、6着敗退。

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ディープインパクト産駒 レッドベルジュール

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 武豊騎乗のレッドベルジュールが最内を強襲してデビューから2連勝、重賞初制覇を飾った。レースではスタートでやや立ち遅れて後方2番手から。終始1頭という形で後方を追走すると4コーナーでも最内から前を伺った。武豊騎手の手綱に導かれポッカリ開いたラチ沿いに導かれると、まっすぐ突き抜けて見事な差し切りを見せた。

レッドベルジュール 2戦2勝
(牡2・栗東・藤原英昭)
父:ディープインパクト
母:レッドファンタジア
母父:Unbridled’s Song
馬主:東京ホースレーシング
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 レッドベルジュール
2着 ウイングレイテスト
3着 ペールエール
4着 トリプルエース
5着 ライティア
6着 サクセッション
7着 アジャストザルート
8着 コルテジア
9着 インザムード
10着 エキサイター
11着 アサケエース