テレンス・マリック監督の新作『名もなき生涯』2020年2月公開、ブルーノ・ガンツ遺作に
テレンス・マリック監督最新作が『名もなき生涯』の邦題で2020年2月21日(金)に公開される。
『シン・レッド・ライン』『ツリー・オブ・ライフ』で知られる巨匠テレンス・マリック監督が46年のキャリアの中で初めて実在の人物を描いた本作。第二次世界大戦時のオーストリアに実在した、ヒトラーへの忠誠を拒絶し自らの信念に殉じた一人の農夫フランツ役にアウグスト・ディール。美しい村でフランツや娘たちと暮らす妻フランチスカ役にヴァレリー・パフナー。本作が遺作となった、ドイツ映画界最高峰の名優ブルーノ・ガンツが出演する。第72回カンヌ国際映画祭において「人間の内面を豊かに描いた作品」に贈られるエキュメニカル審査員賞を受賞した。
予告編やティザービジュアルに映し出されるのは、神の存在すら身近に感じさせるあまりにも美しい光と風景のなか、あまりに不条理な現実を前にしても、妻や娘への愛と自身の信念を貫き通そうとしたフランツの姿。人間の真実と尊厳に迫る「名もなき者の生涯」が、魂を揺さぶってやまないかつてない感動へと誘う。
映画『名もなき生涯』は2020年2月21日(金)より公開
(C)2019 Twentieth Century Fox
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