敵地で9回途中無失点の快投を見せたヤンキース先発の田中

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● ブルージェイズ 0 − 1 ヤンキース ○

<現地時間8月11日 ロジャーズ・センター>

 ヤンキースの田中将大投手が11日(日本時間12日)、敵地でのブルージェイズ戦に先発登板。9回途中3安打無失点の快投で8勝目(6敗)を挙げた。

 田中は初回、先頭打者に三塁への内野安打を許すも、後続を三振併殺とニゴロに仕留め無失点スタート。2回は一死から失策で走者を出したが、ここも後続を丁寧に打ち取った。3回以降は圧巻の内容。7回まで5イニング連続3者凡退をマークし、ヤンキース打線は0−0の5回、5番・ガードナーの適時二塁打で先制した。

 田中は1−0の8回、先頭打者に右前打を許したが、6番・ヘルナンデスをニゴロに退けたあと、7番・フィッシャーはニゴロ併殺斬り。完封勝利まであとアウト3つとしたが、9回に先頭打者を左前打で出したところで降板となった。

 それでも、最後は守護神・チャプマンが31セーブ目(3勝2敗)締め。田中は8回0/3で94球を投じ、3安打4奪三振無四死球の快投。4試合ぶり白星を手にし、防御率を4.64とした。