パリ・サンジェルマンに所属するケヴィン・トラップのアイントラハト・フランクフルトへの復帰は、もう間も無くして決着の時を迎えることになりそうだ。両クラブともすでに移籍で合意。移籍金額はおよそ700万ユーロとみられている。水曜日にもメディカルチェックを受ける見通しで、ただEL三次予選では3GKが登録されたことで不参加に。契約期間は5年。

 昨季ではフラデツキーの抜けた穴をフレデリク・レノウで穴埋めを試みたフランクフルトだったが、同選手の負傷に伴いレンタルでケヴィン・トラップが復帰。そしてリーグ戦33試合に出場しkicker採点平均2.82をマーク。ヨーロッパリーグでも準決勝進出を果たすなど、守護神としての活躍をみせており、ブンデス1部通算では147試合に出場。

 ドイツ代表としての3試合の出場経験ももつ29才のゴールキーパーは、これまで国際舞台ではチャンピオンズリーグにて12試合、ヨーロッパリーグでは19試合に出場。なおフランクフルトにとってはセバスチャン・ローデ、マルティン・ヒンターエッガーに続き、昨季レンタルで加入していた主力選手3選手すべてを完全移籍で復帰させることになる。

トゥータをレンタル

 その一方でフランクフルトはルーカス・シルバ・メロこと、トゥータをベルギー1部、KVコルトレイクへ武者修行へ送り出すことを決断した。レンタル期間は1年。今冬にFCサンパウロから加入したブラジル人CBは、マネージャーのボビッチ氏曰く「ピッチの内外でとても成長した」とのことで、これからは「できるだけ高いレベルで実戦経験を積ませたい」考えを強調している。