ちょっと前の話になるが、Jタウンネットでは「スーパーの迷惑客」というテーマの連載をしていた。勝手に商品の中身を入れ替えたり、値引きシールを店員に強要したりするなど、あまりにも傍若無人な客の言動を紹介してきたのだ。

今回、久しぶりに読者からメールが届いたので、紹介したい。投稿主は、都内スーパーの衣料品売り場で働いているという50代女性。別の系列店で買ったスカートを返品に来た客が、女性店員に向かって滅茶苦茶な要望を連発したのだという。

まさかの要求にドン引き(画像はイメージ)

いったい、何があったのか...。さっそく、詳しい投稿を見ていこう。

「二度と来て欲しくない迷惑客です」

私が働いている総合スーパーの衣料品売り場に、別の系列店で購入したスカートを、サイズが合わないからと返品に来たお客様がいました。

返品の処理も複雑で面倒でしたが、それより困ったのが、返したら履くものが無いから、自分に合うのを探して欲しいと言い出したこと...。大きいサイズのスカートはあまり置いてないので、売り場をご案内して立ち去ろうとしたら、

「これしか無いのか?なんでもっと置かないのか!返品したスカートを買った店はもっといっぱい扱ってるのに!」

と激怒されました。

正直、こちらとしては「じゃあそこに行けば良いのに...」「そもそも買った所に返品に行け!」と思ってしまいます。その後も客の怒りはおさまらず、

「こっちが家から近いし、前はもっと置いてあった!いつも対応してくれる人は、なんで今日はいないんだ!」

などと色々と不満をぶつけてこられて、その度に私は「申し訳ございません」と頭を下げ続けました。

結局、サイズの合うスカートをご提案しましたが、「これから履くには生地が厚すぎる!値段も高い!安いので私が欲しいスカートを探せ!」と文句タラタラ。挙句のはてには、4Lサイズくらいの体型なのに、LLを手に取って、

「これは値段も安いし、薄手で良いからこれ履けるかしら?」

と言い出しました。サイズが小さくて無理ですとは言えず、試着をすすめて、履いて出てきたら、

「どう?これきつく無いかしら?」

とのたまう始末。こうしたやり取りの間、私はずっと次のように思っていました。

「私に聞くまでもなく、ご自身がきついと体感してるでしょ!くい込んでるでしょ!ご要望に合うスカートは、当店には無いですよ!心の声を吐き出したーい!!」

こんな自己中なお客様は、二度と来て欲しくない迷惑客です。

あなたが見た「スーパーの迷惑客」教えてください

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(※なお本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談の一部を改変している場合があります。あらかじめご了承ください)