2019.06.06

No.128
A Magazine Curated By KIM JONES

キム・ジョーンズが手掛けたマガジンが発売

ユニクロとのコラボで、その名を広く知られている世界的なデザイナー、キム・ジョーンズ。ディオールとA Magazine Curated By は、キム・ジョーンズがキュレーターを務める第19号を世界に向けて公開。

A Magazineはデザイナーがシーズンごとに新しいコレクションを作るのと同じようなやり方で表現・デザインする雑誌。アントワープ・モード美術館 MoMuに編集部をおき、毎号国際的なファッションデザイナーをゲストに招き、一緒に作り上げていくスタイルをとっている。

キム・ジョーンズをキュレーターに迎えた第19号では、アルファベットをテーマに、ナオミ・キャンベルの ‘Africa’ の ‘A’ から、‘Punk’の‘P’、アマンダ・リアの ‘Zero’の ‘Z’(楽曲『Zero』の歌詞 ‘the zero you will get if you don’t learn my alphabet’ より)まで、彼の多岐に及ぶ交友関係を披露し、その幅広い興味の対象を探る。彼の友人やコラボレーターたちの作品を取り上げた26人のアーティストによる「レター」ページを、デザイナーズ アルファベットが装飾。参加したデザイナーのなかには、村上隆やピーター・ドイグといった現代アーティストをはじめ、KAWS、空山基、レイモンド・ペティボンといった、ディオールのメンズ コレクションでキム・ジョーンズとコラボをし、メゾンを象徴するコードを再解釈したアーティストの名前も含まれている。ほかにも、ディオール 帽子デザイナー、スティーブン・ジョーンズ、 R.E.M.のマイケル・スタイプ、そしてルイ・ヴィトンのメンズ アーティスティック ディレクター、ヴァージル・アブローも参加。

レターの後には、エッセイからアーカイブのイメージポートフォリオ、インタビュー、イラスト、詩、ポストカード、静物写真、音楽プレイリスト、ポートレイトで、それぞれ主題となるテーマが続き、ジョーンズの多面的な好奇心を如実に物語る人類学や地理学資料の濃密なパッチワークに、親しい友人や著名人らもピースとして加わっている。持っているだけで洒落た気分に浸れる1冊をあなたの本棚の仲間入りにしてみては。

A Magazine Curated By
https://amagazinecuratedby.com

<お問合せ先>
クリスチャン ディオール
TEL:0120-02-1947
www.dior.com

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