「有名サッカー選手がチームメイトとガチ喧嘩になった5つの事件」
バイエルン・ミュンヘンのロベルト・レヴァンドフスキとキングスレイ・コマンが練習中に喧嘩沙汰になったと伝えられている。
ここでは、他にもチームメイト同士で喧嘩になってしまったケースを調べてみた。
リー・ボウヤーvsキーロン・ダイアー(ニューカッスル、2005)
サッカー史に残る悪名高き事件。2005年のアストン・ヴィラ戦でそれは起きた。
試合中にもかかわらずピッチ上で殴り合ったボウヤーとダイヤ―は2人そろって退場に…。
仲裁に入った当時ヴィラのギャレス・バリーは「こんなのは見たくないし、見たこともない」は呆れ返り、ニューカッスルの主将アラン・シアラーも「お前らはクソだ。クラブを愚弄してる」とブチ切れた。
ダイヤーによれば、ビルドアッププレーについての見解の相違が喧嘩の原因だったとか。後に両者は謝罪している。
42歳になったボウヤーは現在、英3部チャールトンの監督を務めており、時の経つのは早いものである。
クレイグ・ベラミーvsヨン・アルネ・リーセ(リヴァプール、2007年)
ご存知ゴルフクラブ事件。チームでホテル滞在中だった際にそれは起きた。酔っぱらったベラミーがリーセにしつこくカラオケで歌うことを迫ったことでいさかいに。
その後、寝ていたリーセの枕元にゴルフクラブを持って現れたベラミー。「サッカー人生が終わっていたかもしれない」一撃で足を狙われるも、リーセは間一髪で回避…。
ベラミーは「ムショ行きになっても構わねぇ!俺のガキには学校でもなんでも行ける金はある。やってやる!」と息巻いていたとか。
ニクラス・ベントナーvsエマニュエル・アデバヨール(アーセナル、2008)
事件はトッテナムとのカーリングカップ準決勝2ndレグで起きた。ガナーズが1-5で惨敗した一戦でベントナーとアデバヨールがいさかいに。
その後、謝罪したアデバヨールだが、マンチェスター・シティ移籍後にベントナーとの不和を認めている。
この時は指(中指を突き立てるポーズ?)を見せられたことが対立の原因だったそう。
また、アーセナルのロッカーにはスニーカーなどを履いて入ってはいけないというルールがあったが、ベントナーがそれを全然守らなかったことにもイラついていたとか。
ジョーイ・バートンvsウスマヌ・ダボ(マンチェスター・シティ、2007)
業界屈指の悪童として知られるバートン。練習中の乱闘でダボに網膜剥離の怪我を負わせる衝撃的な事件を起こす。
この件は裁判沙汰になり、有罪判決を受けた。ただ、後年のインタビューで攻撃はダボから仕掛けてきたものだったと主張している。
「やられたらやり返す。自分はストリートで育った。喧嘩になったらルールはない。俺はモンスターじゃないし、戦いも好きじゃない。だが、人は自分で自分を守る。問題は俺が3回殴ったこと。だが、やってきたのはあっちだ」。
オグチ・オニェウvsズラタン・イブラヒモヴィッチ(ミラン、2010)
当時チームメイトだった巨漢同士の戦いは練習中に勃発。
イブラが自伝で明かしたところによれば、トレーニング中に険悪な雰囲気になり、自らの「最悪タックル」をきっかけにバトル発展したとか。
2人とも巨人のような体躯をしていることもあり、チームメイトやスタッフ総出で引き剥がすほど壮絶だったそう。
この他、イブラヒモヴィッチはミランであのガットゥーゾを(遊びで)ゴミ箱に放り込んだほか、アヤックスでは逆にミドにハサミを投げつけられる(当たってはいない)仰天行為を受けている。