Switchに「VRモード」まもなく発表か。発売済みソフトの一部もVR対応のうわさ
任天堂がまもなく、Nintendo SwitchのVR対応に関する発表を行うとの噂が報じられています。

海外メディアのNintendo World Reportによると、複数の情報筋が今年の早い時期に任天堂の発表を予測しているとのこと。また、すでに発売済みの任天堂製のSwitch専用ソフトのうち一部が、そう遠くない将来にVRサポートが追加される可能性があると伝えられています。今回のニュースは明確にソースが示されていないため、必ずしも信ぴょう性が保証されているわけではありません。

とはいえ、SwitchがVR対応を検討してる証拠はすでに発見済み。2018年8月にもファームウェア内に1年以上も前から「VRモード」が隠されていたことや、実際に「Test VR Mode」なるプログラムを実行して左右2分割の画面が表示される動画が公開されています。 それに加えて、任天堂がVRに強い関心を持っていると示唆する手がかりも複数あります。

まず2016年6月、台湾業界情報誌DigiTimesは任天堂がVR機能を強化するためにスイッチ発売を2017年3月に延期したと報道。さらに同年末、任天堂が提出した特許書類の中にVR用のヘッドマウントディスプレイ(HMD)と思しき図面が発見された一件もありました。

USPTO

任天堂の幹部達も、SwitchのVR対応について前向きな発言を残しています。米任天堂のレジーさんことReggie Fils-Aime社長もVR技術を積極的に研究していることを認めており、君島達己前社長もVR酔いなどの課題を解決した時点で「なんらかの対応をしたい」と述べていました。

1995年に任天堂が投入したバーチャルボーイが「早すぎたVRゲーム機」として志半ばに終わってから、すでに24年。もしもSwitchがVR対応したあかつきには、Androidスマホ+VRヘッドセットで非公式に実現していた『ワリオランド アワゾンの秘宝』などのプレイを公式に提供して頂きたいところです。