87年2月生まれの梅崎(写真)と89年3月生まれの香川。学年はふたつ違うが、2007年のU-20W杯ではともにチームの16強入りに貢献した。写真:滝川敏之

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 香川真司の活躍は、同世代のJリーガーにとって大きな励みになっている。

 2月3日、ドルトムントからの期限付き移籍でベジクタシュに加入した香川が新天地でデビュー。アンタルヤスポル戦に81分から出場し、わずか3分で2ゴールを奪って強烈なインパクトを残した。

 香川の活躍が国内外で大きく報道されているなか、湘南の梅崎司も2007年のU-20ワールドカップで共闘した旧友の活躍に驚きを見せている。

 梅崎は現在トルコで、湘南のトレーニングキャンプに参加しており、奇しくも試合が行なわれたアンタルヤに滞在。自身のインスタグラムを更新し、現地では大きな反響があったと明かした。
 
「真司スーパーゴール。移籍して最初の試合で最初のプレー⁈でゴール。10分ぐらいの出場で2得点、凄いの一言。トルコの番組で何言ってるかわからないけどずっと真司のことで討論している」

 興奮気味のコメントとともに、現地の報道を動画で公開した梅崎。限られた時間で結果を残した香川を賞賛しつつ、彗星のごとく現われたヒーローについてしきりに意見が交わされていたニュースに目を奪われたとした。
 
 最後に「俺も頑張ろ」という言葉で投稿を締めくくった梅崎は友の活躍に刺激を受けた様子。この投稿には香川もスタンプで返信するなど今もなお交流がある“調子乗り世代”の仲間だが、梅崎も負けまいと気持ちを新たにしていた。