映画『雪の華』ジャパンプレミアが24日、都内・TOKYO DOME CITY HALLにて行われ、登坂広臣(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、中条あやみ、中島美嘉らが登壇。サプライズで中島が「雪の華」を生披露した。

中島美嘉の名曲「雪の華」を映画化した本作。登坂広臣×中条あやみが共演し、フィンランドでの長期ロケを敢行した。登坂が演じるのは、ガラス工芸家を目指すぶっきらぼうだがまっすぐな青年・綿引悠輔。中条が演じるのは、幼い頃から病弱で、余命宣告を受けながらも憧れの地<フィンランド>に行くことを夢見る平井美雪。監督を『orange-オレンジ-』『羊と鋼の森』で知られる橋本光二郎が務め、脚本を『8年越しの花嫁 奇跡の実話』「ひよっこ」など数々の名作映画・ドラマを生み出してきた岡田惠和が担当する。

本作をイメージしたプルーのカーペットを歩いて登場したキャスト陣。大歓声で迎えられる中、登坂は「撮影もちょうど去年の今頃。1年の時を経て観ていただける日が来たと思うと感慨深いです」と挨拶。

中条との初共演に、「CMやいろんな作品を通してあやみちゃんのことは知っていたんですが、実際にお会いしたことはなかった。2人の関係性がすごく重要な作品だったので、距離が近くあってコミュニケーションをとりながら役に臨みました。僕から食事に誘ったりして、いろんな話をしました。すごく人懐っこくて、どこに行っても愛されるし、人を笑顔にしてくれる。クールな印象から変わりましたね」と振り返る。

中条は「テレビで見ている人だったので、『話してくれないんじゃないかな〜?』って(笑)(登坂:話すよ!笑)。クランクインも近くなって(中条から)誘おうか迷っていたんですが、登坂さんから『ご飯行こう』って誘ってくださって、いろいろ話せました。すごく紳士な方でした」と笑みをこぼした。

『ホットロード』以来5年ぶりとなるラブストーリーとなった登坂。今作『雪の華』について、「3年前の企画の段階からお話をいただいて、自分の中でいろんな葛藤もありました。共演者のみなさん、スタッフのみなさんと顔を合わせて作り上げた作品は、ある意味財産のようで、かけがえのない作品になりました。この作品に出演して良かったなと思います」と真摯に語った。

中島の代表曲のひとつであり、長年愛され続けている名曲「雪の華」。中島は「世代を超えて愛されていることに、有り難さをとても感じています」とコメント。作品を観て、「『これはすごい!』って思うセリフが私の中にあって、そこでウルっとしました」と感想を明かした。

北欧フィンランドでの長期ロケを敢行した本作。イベントでは、撮影時の思い出をキャスト陣がイラストで表現したものがお披露目された。中でも登坂は、サンタの絵を描き「サンタ村に行ったんです!クリスマスシーズンには、本物のサンタさんがいて、世界中の子供たちが集まってくる場所。シーズンオフなのでサンタさんはいなかったんですが…」とエピソードを披露した。

華やかなフォトセッションが終わった後、中島のみがステージに再び登場し、名曲「雪の華」をサプライズ生披露。会場は感動の渦に包まれた。舞台挨拶には、登坂広臣(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、中条あやみ、中島美嘉をはじめ、高岡早紀、浜野謙太、田辺誠一、監督の橋本光二郎が登壇した。

映画『雪の華』は2月1日(金)より全国公開

(C)2019映画「雪の華」製作委員会

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