金崎(44番)の残留で攻撃陣はリーグ屈指の陣容に。強力助っ人3人と元日本代表の共演に注目が集まる。写真:徳原隆元

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 1月20日、鳥栖は金崎夢生との契約更新を発表した。
 
 昨年7月に鹿島から電撃移籍した金崎は元スペイン代表のフェルナンド・トーレスと2トップを形成し、リーグ戦15試合で3得点を記録してチームのJ1残留に貢献。前半戦に所属していた鹿島での成績を含めると、シーズンを通じてリーグ戦では30試合で10得点をマークしていた。
 
 シーズン終了後はかつて所属していたポルトガルのポルティモネンセへの移籍も噂されていたなかで、今季も鳥栖でプレーすることを決断した金崎。クラブを通じて、新シーズンへの意気込みをコメントしている。
 
「今年もサガン鳥栖でプレーするチャンスつくってくれた社長、友人、そして私に関わってくれた全ての方々に感謝しています。ありがとうございます。その気持ちを忘れずにしっかりプレーしたいと思います。サポーターのみなさん、今年もよろしくお願いします。自分に出来る事を精一杯出してチームに貢献したいと思います」
 
 今季の鳥栖はフェルナンド・トーレスに加え、負傷明けの元コロンビア代表のイバルボ、19日に獲得が発表された元バルセロナのクエンカと昨季以上の面子を前線に揃えた。果たして、金崎はどのポジションを任されるのか。得点源として期待が懸かるだけに、その起用法にも注目が集まる。