米スペースXが「ファルコン・ヘビー」ロケットで打上げた、テスラ・ロードスターとマネキンの「スターマン」。その両者が、火星軌道を超える位置まで飛行したことが判明しました。


 



もともと、ファルコン・ヘビーのダミー・ペイロードとして搭載されていたテスラ・ロードスターとスターマン。こちら、NASAに天体として登録されたという経緯もあります。


一方研究によれば、スターマンは2091年に地球から数十万kmの位置まで接近し、さらに数千万年以内には地球や火星に衝突することが予測されているそうです。


なお、ファルコン・ヘビーの2回目のミッションは2019年1月の人工衛星「Arabsat-6A」の打上げとなります。


Image Credit: スペースX
■SpaceX’s ‘Starman’ and Its Tesla Roadster Are Now Beyond Mars
https://www.space.com/42337-spacex-tesla-roadster-starman-beyond-mars.html
(文/塚本直樹)