頭部負傷での交代は今季2度目なった中村。容体が心配されるところだ。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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 7月18日、J1・16節の柏とFC東京の一戦でアクシデントが発生した。

 0-0で迎えた61分だ。ロシア・ワールドカップにも参戦した日本代表の柏GK中村航輔が、東慶悟の右クロスに対応。これが味方DFに当たってオウンゴールを許してしまった。しかし、ボールに反応していたFC東京・富樫敬真は勢いを止められず、そのまま左膝が中村の後頭部を直撃してしまう形に。中村は動くことができず、その場で懸命の治療が行なわれた。

 中村に対して両チームのサポーターからは”航輔コール”が起こったが、ピッチに戻れずに担架でピッチの外へ。そのまま、負傷交代となった。

 今季、中村はロシア・ワールドカップ前最後の一戦となった5月20日のJ1・15節の名古屋戦でも、ジョーと交錯して頭を強打。同様の形でピッチを去っている。それだけに容体が心配されるところだ。