ミッフィーが中国で実写&CGI映画化
 - Martin Godwin / Getty Images

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 オランダの人気絵本作家ディック・ブルーナさんの代表作「ミッフィー」が、中国の一流キャスト陣を迎えて、実写とCGIで映画化されるという。The Hollywood Reporter などが報じている。

 1955年の誕生以来、50か国語以上に翻訳され、世界的人気を誇っている「ミッフィー」シリーズ。中国の製作会社 WD Pictures とイタリアの制作スタジオ Orisa Produzioni が、「ミッフィー」の著作権を管理するメルシス社とパートナーシップを組み、中国市場をメインターゲットにミッフィー映画を製作するという。中国の一流キャストが参加するそうだが、その詳細は明らかにはなっていない。2020年初頭にも制作が開始されるとのこと。

 これまで、ジャッキー・チェン主演作『スキップ・トレース』や、アンディ・ラウ主演作『誘拐捜査』(日本劇場未公開)といった中国のアクション映画を手掛けてきた WD Pictures。同社のCEOであるクン・ガオ氏は「ファミリーエンターテインメントが市場のトレンドになってきています。ミッフィーのような素晴らしいキャラクターなら、子どもだけでなく親も、ティーンエージャーも若者カップルもという具合に、何億人もの観客の心をつかんでくれるだろうと信じています」と本作への意欲を見せている。(編集部・石神恵美子)