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CSLの名前が復活か

BMW M2のハードコアバージョンの開発が進んでいる。このモデルは、CSLの名前でデビューすることになりそうだ。

M2 CSLは、現行M2のプロダクションライフ最後のモデルになる見込みで、2000年代初頭に登場したE46 M3 CSLにならって、ストリップアウトされた内装、バケットシート、軽量カーボンファイバーパーツを採用するだろう。


予想スペックは、
3.0ℓ直6ガソリン・ターボユニット搭載(M3のユニットか)
最高出力:405ps
というものだ。
 

S55ユニット+6MT/7DCTか

情報筋によると、S55ユニットをデチューンして搭載する見込みで、M2のN55ユニットをハイチューンするという方法は取らないようだ。これは、信頼性を高める目的と、最新技術によりレスポンスを改善できるためと考えられる。


トランスミッションは、6速マニュアルまたは7速DCTで、依然として後輪駆動にこだわるようだ。

また、われわれの情報筋は、来年発売が予定されているM2のフェイスリフトにあわせてCSLが登場するという噂を否定している。
 

M4 GTS、最後のGTSへ

公道やニュルブルクリンクで撮影されているM2 CSLの開発車両は、バンパーやヘッドライトに変更が施されている。また、大径ブレーキを採用していることから、N55ユニットよりも出力が高まると予想される。


CSLの名が蘇ることは同時に、M4 GTSといったGTSモデルラインが終了することを意味する。なぜならCSLには、1972年の3.0CSLにはじまる長い歴史があるからだ。CSの軽量化モデル(Lは、ドイツ語のleicht、軽量の意味)としてホモロゲーションを取るために製造されたのが、このネーミングの始まりである。