好発進を決めた小野田享也(撮影:上山敬太)

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<ANAオープンゴルフトーナメント 初日◇14日◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース(7,063ヤード・パー72)>
松山英樹と石川遼と同い年の25歳、QTで21位に入り今季の出場権を掴んだ小野田享也がこの日開幕した「ANAオープン」で3アンダー9位タイと好スタートを切った。
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「要所要所でいいパーがとれた」と、この日はパーオンを逃した5ホールすべてをパーでしのぎ、ノーボギーでスコアをまとめた。前戦の「フジサンケイクラシック」では、ショットの不調で予選落ちを喫したが、今週は父のアドバイスで「棒立ちに」構えるようアドレスを修正。戦っていく間に自然とヒザが曲がり過ぎて、身体が沈み込む構えになっていた。ミスをしたときに右にも左にも曲がる、予測不可能なショットが出ていたが、アドレスの修正により「ショットのミスが右に限定された」と、右のミスだけを警戒すればよくなり、スコアメイクが容易になった。
小野田はゴルフを始めた当初は「男子プロの名前を1人も知らなかった」そうで、宮里藍が憧れのプロだった。中学1年のころ、地元の静岡県で開催された国内女子ツアーの「リゾートトラストレディス」で宮里にサインももらったという。いつかは「一緒に回ってみたい」と話していた。
今週は宮里藍のラストマッチ、「エビアン選手権」だが、自身も今大会があるため観戦はできない。それは残念だが、この試合での好発進は、2日目に首位に立ったが、失速し65位に終わった今季の「関西オープン」の悔しさを晴らす機会でもある。「明日からもイケイケドンドンで! 首位についていきたいです」と上位進出に意欲を見せた。

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