玉島商業高等学校(岡山)

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歴史を変える夏に

■玉島商業高校はどんな学校? 岡山県倉敷市にある玉島商業高校は1926年(大正15年)に開校した歴史の深い公立校。進学、就職など多くの進路に対応できる商業高校である。また、部活動も活発で、多くが中国大会出場を果たすなど、部活動の強豪校としても知られている。

■オフシーズンに取り組んだこと 玉島商野球部は、1年生37名・2年生33名・3年生34名の計104名で活動している。今年のチームのウリは「守備力・機動力・接戦になったときの強さ」だと大畑 尚之主将はコメントした。オフシーズンには、体を大きくするために、ウエイトトレーニングに着手。目標である甲子園出場に向け、これまでレベルアップを図ってきた。

集合写真(玉島商)

■創志学園との激闘   新チーム当初の目標は「4年ぶりの秋季中国大会出場」。だが最初は「県大会すら出場できないのではと思っていました」と当時を振り返ったが、結果は県準優勝となり見事に目標を達成して、中国大会出場を決めた。 玉島商は、秋準決勝で創志学園と対戦し、サヨナラ勝ちを収めている。しかし一冬超えた春。準々決勝で創志学園と再び顔を合わせたが、逆転負けを喫した。現在1勝1敗。夏での再戦はあるのか?注目したい。

■注目選手とは?! 大畑主将はこの1年間で活躍した選手に、宮原 怜人・近江 瞭斗の2選手の名前を挙げた。「宮原は塁に出て、足を使ってチャンスを作ってくれました。近江はチャンスで必ず1本出してくれました」と話した。 また、チーム1のパワーの持ち主だという、2年生の廣實に大畑主将は期待を寄せている。「まだベンチ入りはしていませんが、当たった時の打球は本当に素晴らしいです。まだ、投手が良くなるにつれ、抑えられることが多いので改善できればさらにすごい選手になります!」と、次期スラッガーにエールを送った。

■夏への宣言 夏に向け、得点力UPをテーマに練習を重ねている玉島商。大畑主将は「歴史を変える夏にしたい」と力強いコメントを残した。夏隊での玉島商の健闘を祈りたい。

大会風景(玉島商)立場関係なく、一丸となって

ここからは中村 優太主将(3年)と木下 晴貴副主将(3年)にお話を伺いました。

Q.夏へ向けて見つけた課題を教えてください。

中村:チームの団結力です。木下:守備の連係、打撃の向上などです。

Q.ここまで振り返って、高校野球で一番の思い出を教えてください

中村:行成監督のミーティングです!木下:秋大です。 予選では勝ち負けが続き、何とか本選に出れた感じでした。とてもヒヤヒヤする試合ばかりだったのも今も覚えています。

Q. 応援する方々へ自分のここを見てほしいというのを教えてください!

中村:終盤の粘り強さです!木下:とにかく明るく、いつも大きな声を出しているので見ていただけると嬉しいです!

Q.このチームの好きなところは、または他のチームに負けていないところはどんなところですか?

中村:個性豊かでみんなおもしろいところです!木下:学年関係なく、仲が良いところが好きです! また、ロースコアで粘り強い試合をするところは他のチームに負けてないと思います!

Q. この夏はこういう夏にしたい!という意気込みを教えてください

中村:ベンチとスタンド関係なく、チーム一丸となって甲子園に行きます!

中村選手・木下選手、ありがとうございました!

応援風景(玉島商)104名の部員が一丸となって

  ここからは行成 貴由監督にお話を伺いました。

Q. 新チームが始まってからどんなチームを作り上げてきましたか?またこのチームの強みも教えてください。

 投手を中心に守り、少ないチャンスで得点し勝利できるチームを目指しています。投手を中心にしっかり守れるのが強みです。

Q. 夏に向けて3年生と部員たちにメッセージをお願いします!

 104名の部員が一丸となってまとまれば、必ず優勝できる!

行成監督、そして玉島商業野球部の皆様、ありがとうございました!

今年も大好評!【僕らの熱い夏 特設ページ】各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!