どんな時も笑顔で頼りになるマネージャーに!城西大城西高校
東京都豊島区にある城西大城西。昨年の秋季大会ではベスト8、春季大会では3回戦まで勝ち進んだ。現在野球部の部員数は87名。大所帯を陰から支えるマネージャーはどんな想いで活動しているのでしょうか。
選手と笑い合っている時間が一番楽しい!87名の大所帯を支えるマネージャーは4人。3年生の谷口 慶夏さん、2年生の佐野 すみれさん、高橋 亜海さん、水口 美薫さんである。「選手がいかに練習しやすくするかを心掛けて活動しています」と谷口さん。練習のサポートはもちろんのこと、グラウンド整備用の水を用意したり、時にはグラウンド整備も行うこともあるという。
日々の活動の中で一番楽しい時間は選手たちと一緒に笑い合っている時間。嫌なことがあっても忘れてしまうくらい楽しい時間であると話してくれた。選手たちのもつパワーは無限なのである。そして、マネージャ―にとって選手たちからの「ありがとう」は魔法の言葉。「ありがとう」と言われたときにやりがいを感じている。
選手たちから感謝されると嬉しいというマネージャーたちであるが、マネージャーたちも選手への感謝の気持ちを忘れてはいない。荷物を代わりに持ってくれるときは思わずキュンとしてしまうのだとか!
左から佐野すみれさん、谷口慶夏さん、高橋亜海さん(城西大城西)城西大城西マネージャ―のおすすめグッズを紹介! 芯が0.3のシャープペンシル!スコア記入はマネージャーにとって大切な仕事。細かいプレーまで記録するスコアブックには細い芯のシャープペンシルがピッタリなのだ!これは全国のマネージャーたちも「あー!わかる!」と思ったのでは!?
最後に日々練習に励むチームのみんなにひとこと!「秋、春とつらい思いをしてきた分、日々精一杯に頑張ってきた皆なら、この夏に良い結果が出ることを信じて、全員野球で頑張れ!」
「言葉よりも行動で示してくれる手助けが心に残ります」谷口慶夏さん(城西大城西)
城西大城西野球部を支える唯一の3年生は谷口 慶夏さん。高校時代は陸上部で活躍していた。そんな谷口さんがなぜ野球部のマネージャーになったのか。「大きな夢を抱いた選手が多くいる中で、全力でサポートをしたいと強く思ったからです。」
今では87名の選手たちを支える立派な最上級生マネージャ―である谷口さん。もしマネージャーをしていなかったら、選手たちを見習うような挨拶やお礼の言葉ができていなかったと話してくれた。
選手に言われて心に残っていることを尋ねてみると、
「言われた言葉よりも行動で示してくれる手助けが心に残ります」と谷口さん。選手とマネージャー立場は違っても、チームは1つ、仲間である。
ちょっとした自慢のエピソードは、選手たちに渡したマスコットをみんなが気に入ってくれて実際につけてくれたこと。こうした日々の小さな喜びで今では学校に行くのが楽しいという。
「日々笑顔でいる頼られるマネージャ―になりたいです!」最後の夏まで残りわずか。谷口さんは最後の最後まで笑顔で精一杯選手たちを支えていく。
城西大城西高等学校野球部の皆さん、ありがとうございました!