グラブの刺繍に込めた青春コトダマ【浦添商・中部商編】

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 昨今、自分のお気に入りのグラブに、好きな言葉を刺繍でいれて愛用するプレーヤーが増えてきました。グラブの刺繍の言葉には、選手一人ひとりどんな思いがあるのでしょうか?今回は「コトダマ」企画の特別編として、球児たちのグラブの刺繍にまつわるエピソードを取材しました。

グラブの刺繍に込めた想い

儀保 俊幸(浦添商)

儀保 俊幸(浦添商・3年生)「Urasho」

 浦添商でずっと練習してきて、グラウンドにもお世話になっているので、チーム名でもある浦添商の言葉をアルファベットにして、「Urasho」という文字をグラブに刺繍しました。この夏は、このグラブで、去年の3年生たちの分も自分たちが頑張って甲子園に行きたいです。

宮城 遼(浦添商)

宮城 遼(浦添商・3年生)「継続は力なり」

 練習でコツコツ積み重ねてきたことを試合で出せるように、この言葉をグラブに刺繍しました。これまでの練習の成果を発揮して、この夏は、秋と春ににコールド負けした悔しさを晴らすため、全員一丸となって戦っていきたいです。

前田 亮(中部商)

前田 亮(中部商・2年生)「扇の要」

 僕はキャッチャーをしているので、「守備の要」として崩れないようにプレーしたいという思いで、この刺繍を入れました。チームの扇の要として活躍したいです!

與古田 行弥(中部商)

與古田 行弥(中部商・2年生)「準努楽大」

 この言葉の意味は、準備する、努力する、野球を楽しむ、人として大きくなる!という意味です。この思いを大事にしたく、グラブに刺繍しました。この夏は、3年生と一緒に甲子園目指して頑張ります!

中濱 太洋(中部商)

中濱 太洋(中部商・2年生)「奮闘報恩」

 奮闘報恩の奮闘とは、努力すること。報恩とは、恩を返すことを意味しています。僕は、鹿児島県の沖永良部出身なので、ここで頑張ってる姿を、島の人に見せることで恩返ししたいです!