大谷高等学校(京都)

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「京都一」を目標に、この夏は全員が主役になる!

■大谷はどんな学校? 京都府京都市にある大谷高等学校は1875年に京都府下小教校として開校した私立校。その後、幾度かの改称を経て1948年に現在の校名となり、00年からは男女共学となった。60年にはバタビアシステム教育を日本で初めて導入。07年からはバタビアコースを発展させるためにマスタークラスとコアクラスを発足している。野球部は昨秋、今春ともに京都大会の2次戦に進出(ベスト16)。また、65年春のセンバツでは、今治南(愛媛)を5対4で下して甲子園で勝利を飾っている。

■大谷野球部の紹介 現在、野球部は3年生29名、2年生31名、1年生25名の計85名。「学校のグラウンドは他の部活動と共有で使用するため全面を使った練習はできませんが、『京都一』を目標にこの冬もタイム切り走や20km走などのしんどいメニューを全員で乗り越えてきました」と話す吉岡 蓮主将。そんな今年のチームは「バッティング、走塁などの攻撃面がセールスポイント」だ。

練習風景(大谷)

■現チームに起こった出来事や試合で印象に残っていることは?  「今までのチームの雰囲気などをすべてを変え、大谷を変えていく」という決意のもとスタートを切った大谷。秋季大会では2次戦まで勝ち上がったが、初戦となった洛星戦で敗北。「エラーから失点してしまい、焦りの中で点を取り返すことができず、気が付いたときには負けていました」と悔しい思いを味わっている。

■大谷を引っ張る選手は? 今季はチャンスに強く、力強いバッティングが持ち味の門脇選手が活躍。そして、吉岡主将が「びっくりするぐらい、練習をします」という森岡投手はケガの影響でピッチングができない日々が続いたが、「夏はマウンドに立って抑えてくれると思います」と復調に向かっている。

■今夏への意気込み 夏に向けて「全員が主役になる」ことをテーマに練習を重ねている大谷。「京都一の座を奪い取り、全員で笑って終われる夏にしたい」と、吉岡主将は意気込んでいる。

練習風景(大谷)今日までの一日一日が、すべて思い出

ここからは本城 寛人副主将(3年)と村中 美那マネージャー(3年)にお話を伺いました。

Q.夏へ向けて見つけた課題を教えてください。

本城:大会で実力を出せるようにメンタルを強くし、チーム力を上げたいです。村中:ピンチのときの声かけは、いつも意識しています。

Q.ここまで振り返って、高校野球で一番の思い出を教えてください

本城:今までやってきた一日一日がすべて思い出です。村中:春季大会で山城に負けた試合です。

Q. 応援する方々へ自分のここを見てほしいというのを教えてください!

本城:熱いプレーを見てほしいです。村中:明るさ、気配りです。

Q.このチームの好きなところは、または他のチームに負けていないところはどんなところですか?

本城:一つのことに全員でがんばれるところです。村中:チームワークと声かけは負けません。

Q. この夏はこういう夏にしたい!という意気込みを教えてください

本城:勝てる夏にします!村中:一日でも長く全員で野球をやって喜んで終わりたい。そして、甲子園に行きます!!

本城選手、村中マネージャー、ありがとうございました!

練習風景(大谷)やればできることを当たり前にできるように!

  ここからは末國 圭祐コーチにお話を伺いました。

Q. 新チームが始まってからどんなチームを作り上げてきましたか?またこのチームの強みも教えてください。

 試合中、ミスから失点につながるケースもありますが、そんな時ほど必死になって、泥臭くても「1点を取る攻撃、走塁、守備、声かけができるように」というのが今年のチームのテーマです。 また、どんな形でも1点を奪いに行くチームを目指しています。

Q. 夏に向けて3年生と部員たちにメッセージをお願いします!

 3年生は、自らのことを必死に取り組む。2年生は、自分のことだけではなく先輩や後輩、チームの雰囲気を感じ取りながら日々の行動を行う。1年生は、上級生の姿を手本とし必死で追いかける。 全員が目指すところを統一していれば必ずできることだと思います。やればできることを当たり前にできるよう、野球部に関わる全ての人たちと全力になって一日一日を頑張っていきましょう!

末國圭祐コーチ、そして大谷高校野球部の皆様、ありがとうございました!

今年も大好評!【僕らの熱い夏 特設ページ】各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!