木星を間近から見た光景をNASAの写真から再現したムービーがとてもSFチックな気分にさせてくれる
木星探査機ジュノーが撮影し、NASAが公開している木星の画像をつなぎあわせて非常に高解像度で美麗な木星の映像が作られました。YouTubeのコメント欄では「フェイクに見える」と言われるほどで、荘厳な音楽と共にみるとまるでSF映画のワンシーンのようです。
Latest view of Jupiter from NASA’s Juno spacecraft on Vimeo
大理石の原石にも見える、細かな層が渦巻くもの。
荘厳な音楽とともに徐々にカメラがズームアウトしていくと……
回転している木星であることがわかります。
少しずつ回転していくと、茶色い層がフレームアウトし……
深い青が青を出します。木星というと白と青がしま模様を描くイメージでしたが、こう見ると非常に美しい星であることがわかります。まるで映画のワンシーンのような光景。
さらにズームアウトし……
1分48秒のムービーが終了。回転する木星から徐々にカメラがズームアウトしていくという単純なムービーなのですが、あまりのディテールの細かさに思わず目を奪われました。
これはグラフィックデザイン・イラストレーション・アニメーション・3Dなどの方法を用いて制作を行うSean Doranさんが、NASAが公開している木星の画像から作りあげた以下のタイムラプスムービーに音楽をつけたもの。映像の迫力や美麗さはもちろんのこと、007 ムーンレイカーのテーマ曲である壮大な音楽があわさることで壮大な映像に仕上がっています。
PJ06 preview - YouTube
なお、Doranさんはこの他に、別のアングルから木星に近寄っていける映像なども公開しています。
Juno Perijove 05 - YouTube