31日に就任した李洛淵(イ・ナクヨン)首相が国会を訪問し、与野党の執行部らとそれぞれあいさつした。首相が就任翌日に国会を訪れることは極めて異例で、国会との意思疎通を強化する姿勢をアピールする狙いとみられる。丁世均(チョン・セギュン)国会議長(右)と握手を交わす李首相=1日、ソウル(聯合ニュース)
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【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は31日、青瓦台(大統領府)で新首相の李洛淵(イ・ナクヨン)氏に任命状を授与した。

 文大統領は李氏に対し「憲法上の首相の権限を保障する」とした上で、「日常的な国政は首相の責任という覚悟で専念してほしい」と述べた。
 また、国民生活に関わる懸案に真摯(しんし)に対応し、国民から褒められる首相になるよう求めた。野党との意思疎通や地方分権の拡大における李氏の役割にも期待を示した。
 国会は同日、李氏の任命同意案を出席議員188人のうち賛成164人、反対20人、棄権2人、無効2人で可決した。
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