映画『鋼の錬金術師』より
 - (C)2017 荒川弘/SQUARE ENIX (C)2017映画「鋼の錬金術師」製作委員会

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 公式サイトやワーナー ブラザース ジャパンの公式YouTubeで公開された映画『鋼の錬金術師』の最新予告編が、公開から8日たった14日時点で328万回以上の再生数を記録。数々の映画を配給しているワーナー ブラザース ジャパンだが、同社によるとこの数字は「近年のワーナー作品の中ではNO.1」だという。また世界中からもアクセスが殺到しているとのことで、この反響ぶりに曽利文彦監督は「重責を再認識いたしました」と自らを奮い立たせていた。

 Hey! Say! JUMP の山田涼介を主演に迎え、『ピンポン』などの曽利監督に手によって荒川弘の大ヒットコミックを実写映画化する『鋼の錬金術師』。原作コミックの全世界累計発行部数は7,000万部を超えており、日本だけではなく海外からも期待を寄せられている。実際『鋼の錬金術師』の最新予告編「映画『鋼の錬金術師』予告II」への国別アクセス数は、1位の日本に続き、2位に台湾、3位にアメリカ、そのほかトップ10に中国やブラジル、イギリスなどが入るなど、国外からも予告編をチェックしようとするファンが絶えないという。

 この人気ぶりに曽利監督は「このような多くの反響をいただけて本当にうれしい限りです」と喜び。一方で「日本のみならず、海外からもたくさんのコメントを頂戴し、世界中で愛されている原作を実写映画化することへの重責を再認識いたしました」と気合を引き締めなおしている様子。また「映画公開まではしばらくお待ちいただくことになりますが、あの人気キャラクターたちも続々と登場する予定です。どうぞご期待ください」とも加えていた。

 本作には、ウィンリィ役で本田翼、マスタング大佐役でディーン・フジオカ、ヒューズ中佐役で佐藤隆太、ホークアイ中尉役で蓮佛美沙子、ロス少尉役で夏菜、国家錬金術師タッカー役で大泉洋、人造人間(ホムンクルス)ラスト役で松雪泰子、エンヴィー役で本郷奏多らが出演する。(編集部・井本早紀)