ガチンコ旅にはミラクル満載!?

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 2007年からテレビ東京系列で放送され、今年1月に最終回を迎えたバラエティー番組「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」が新シリーズ「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z」として今春からスタートし、俳優の田中要次と芥川賞作家の羽田圭介がレギュラー出演者としてコンビを組むことが発表された。

 毎回マドンナを迎え、「台本なし」「仕込みなし」「アポなし」のガチンコ旅をしながら制限時間内にゴールを目指す「バス旅」。放送開始以来、太川陽介と蛭子能収がレギュラー出演し、『ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE』として映画化されるなど人気を博した。

 そんな番組の新シリーズへの出演が決まった田中は、「太川さんと蛭子さんの最後の旅を観て、これは本当に大変な役目なのだということを思い知らされました」とプレッシャーを明かしつつ、「先人への思い入れが強い視聴者の方々も多いと思われますが、僕と羽田君の新たなコンビネーションも続いて楽しんで頂けたらと願うばかりです」とコメント。

 一方の羽田は出演について「テレビ東京の看板番組に自分が出ていいのか? と思った」と自身の出演に疑問を感じていたことを打ち明け、「レギュラーになるというような実感はない。今回がダメだったら、次はない。一回一回の連続に過ぎない」と続ける。そして「続けたいのであれば、良い旅になるよう、努力しなければならない。事後的に見て、長く続いていれば、御の字なのかもしれない」と意気込みを語っている。

 新シリーズ「バス旅Z」の初めての旅には、タレントのIMALUがマドンナとして参加。静岡県伊豆半島下田港をスタートし、愛知県知多半島の先端・師崎港を3泊4日で目指す。これまで同様ナレーションはキートン山田が務めるが、前シリーズのレギュラーだった太川も、ナレーターとして番組に戻ってくる。(編集部・海江田宗)

土曜スペシャル「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z」は3月25日夜6時30分よりテレビ東京系列で放送