サイクリングの先進国であるデンマークの首都・コペンハーゲンにおいて、新世代の三輪車が生まれています。ガソリンやバッテリーを要さず、ステップを踏むだけで走り出すことができる「Me-Mover」。日本でも導入に向けてのクラウドファンディングが行われており、目標金額の50万円を超える多くの支援額が集まっています。

Me-Moverは、その手軽さゆえに多くの使い道が考えられます。軽度のエクササイズから重度のトレーニングまで、強度を自在に操ることが可能とのこと。さらにMe-Moverでの運動は、ランニングよりも関節に与える影響が低いことが実証されており、気軽に運動を楽しめるでしょう。

動画引用元:Me-Mover

街中でのライディングはもちろん、コンパクトに折りたたむこともできるため、通勤時や旅行先などシーンを選ばず利用可能に。安全性にも考慮された設計となっており、直立歩行と同じ自然な姿勢で乗れるため、身体に負荷が掛かることもなく、姿勢の矯正にも活用できるようです。

対象年齢は8歳からで、子供から大人まで気軽に乗れることも特徴の一つ。1台15万円以上と決して安価ではありませんが、2月下旬より東京都内で試乗会も実施されており、日本で本格導入される可能性も考えられます。移動手段としてだけでなく、運動不足の解消にも効果が期待できるのではないでしょうか。