【前園真聖コラム】第117回「惜敗のように見えても存在した鹿島とレアルの大きな差」
クラブワールドカップ決勝で鹿島は大健闘を見せてくれたと思います。日本勢、いやアジア勢として初めて最後の舞台に進出したのみならず、一時はレアル・マドリーに対して2-1とリードすることが出来ました。
鹿島は相手がいいリズムではないときにしっかりゴールを奪いました。90分間はそんな試合巧者ぶりを見せられたと思います。また、相手をリスペクトしすぎることなく、厳しくボールを奪いに行くところでは、遠慮なしのプレーを見せてくれました。
レアルには連戦の疲れ、遠征の疲れもあったでしょう。パフォーマンス的には高くありませんでした。負けられないと延長戦前に円陣を組んだところぐらいから、やっと気力が充実したのではないでしょうか
試合は結局延長で2-4と負けてしまいましたが、この戦いぶりを鹿島の大善戦と見ることはできると思います。もう一歩のところまで追い詰めたと言えるしょう。ただし、鹿島とレアルの間には、まだ大きな差があるのも事実です。
それは、クリスティアーノ・ロナウドに象徴される、ゴールが必要なときに必ず得点を奪う選手の存在です。一流のチームにはそういうプレーヤーがいるのです。どんなに苦しいゲームでも勝つことが出来る。それが本当に強いチームですし、そのためには「ここでゴールがほしい」というときに、相手のネットを揺らせる選手がいなければなりません。
もっとも、鹿島にもレアルに負けない素晴らしいパフォーマンスを見せていた選手がいました。僕は昌子源と永木亮太がとてもよかったと思います。
昌子は1対1、空中戦で堂々と渡り合い、ロナウドやカリム・ベンゼマからもボールを奪っていました。また守備のリーダーシップを積極的に取り、昌子のおかげで守備が安定していたと言えます。
永木は中盤での攻撃の芽を摘むのがうまく、危なくなるのを事前にコントロールしていました。守備ラインが相手の強力な攻撃陣に晒されるのを防いでいて、こういう選手がいてくれると、ディフェンスは本当に楽だったと思います。
鹿島はこの大会で得た貴重な経験と自信から、ますます強くなることでしょう。そしてJリーグの他のクラブも、鹿島のこの姿を見て日本サッカーへの自信を持ち、次は自分たちが決勝で勝つのだと信じて進んでいってほしいと思います。
鹿島は相手がいいリズムではないときにしっかりゴールを奪いました。90分間はそんな試合巧者ぶりを見せられたと思います。また、相手をリスペクトしすぎることなく、厳しくボールを奪いに行くところでは、遠慮なしのプレーを見せてくれました。
試合は結局延長で2-4と負けてしまいましたが、この戦いぶりを鹿島の大善戦と見ることはできると思います。もう一歩のところまで追い詰めたと言えるしょう。ただし、鹿島とレアルの間には、まだ大きな差があるのも事実です。
それは、クリスティアーノ・ロナウドに象徴される、ゴールが必要なときに必ず得点を奪う選手の存在です。一流のチームにはそういうプレーヤーがいるのです。どんなに苦しいゲームでも勝つことが出来る。それが本当に強いチームですし、そのためには「ここでゴールがほしい」というときに、相手のネットを揺らせる選手がいなければなりません。
もっとも、鹿島にもレアルに負けない素晴らしいパフォーマンスを見せていた選手がいました。僕は昌子源と永木亮太がとてもよかったと思います。
昌子は1対1、空中戦で堂々と渡り合い、ロナウドやカリム・ベンゼマからもボールを奪っていました。また守備のリーダーシップを積極的に取り、昌子のおかげで守備が安定していたと言えます。
永木は中盤での攻撃の芽を摘むのがうまく、危なくなるのを事前にコントロールしていました。守備ラインが相手の強力な攻撃陣に晒されるのを防いでいて、こういう選手がいてくれると、ディフェンスは本当に楽だったと思います。
鹿島はこの大会で得た貴重な経験と自信から、ますます強くなることでしょう。そしてJリーグの他のクラブも、鹿島のこの姿を見て日本サッカーへの自信を持ち、次は自分たちが決勝で勝つのだと信じて進んでいってほしいと思います。

1973年生まれ。横浜フリューゲルス、ヴェルディの他、ブラジルなどでプレー。アトランタ五輪では、主将として28年ぶりに五輪出場を決めた。2005年引退後は解説の他、少年サッカー普及に従事。2009年、ビーチサッカー日本代表としてW杯に出場。ベスト8に貢献した。
