[ドデスカ!‐名古屋テレビ]2016年12月2日放送の「竹田のイマネタ!」のコーナーでは、ユネスコ無形文化遺産に登録された東海地方の「山鉾屋台行事」について紹介されていました。

今回ユネスコ無形文化遺産に登録された全国33件の「山鉾屋台行事」の内、11件を東海地方が占めています。

山車で演じられる物語

東海地方から多く登録された理由について、中京大学非常勤講師の鬼頭秀明さんは、尾張徳川家が愛知・西部一帯、尾張一円を治めていたことや、名古屋の殿様の中には祭り好きがいたことなどが、この地方で祭りが盛んだった要因ではとお話されました。

中でも知立市の「山車文楽とからくり」は他の32件と違って、祭り自体が無形文化遺産ではなく、山車の上で演じる文楽とからくりが無形文化遺産として登録されました。

見どころは狭い山車の中で語り部1人、三味線の演奏者1人、人形1体につき3人が演じられる物語です。

この山車文楽とからくりが見られるのは2年に1回で、次回は2018年5月となっています。(ライター:moca)


山車の上で行われる文楽(Baristonさん撮影、Wikimedia Commonsより)